学校法人 大覚寺学園 嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学

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University Introduction

教員紹介

下西 紀    しもにし かなめ
SHIMONISHI Kaname

芸術学部 デザイン学科 教授
大学院 教授

下西 紀
担当科目 芸術の力実習、デザイン専門実習、デザイン専門演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、卒業制作
専門ジャンル 映像表現、3DCG、粘土アニメーション
学位 学士
研究および制作テーマ 作品制作における「自分と機械」との関係、また20世紀最大の発見が「DNA」、発明が「半導体」であるという情報を得て、「生命と機械」をテーマとして作品を展開。「生命と機械」を対立要素として捉えていなかったことが、すべての現象は対極間のダイナミズムであるという東洋思想的な観点と結びつき、両者が如何に接続されるか、あるいは切断されるか、またそれにより生じる変化をアニメーションとして表現してきた。近年は、絵画を3DCGで再現する機会があり、絵画や文献に基づいた情報を3DCGで「可視化」する研究に意義を感じるようになった。現在、中国の古代地理書を対象に、その世界を数量化(統計)やビジュアライズすることによって、そこから文献を考察する研究に取り組んでいる。
学会・団体 環境芸術学会
メッセージ

映像・アニメーションは、デジタル技術により多岐にわたる発展を見せています。これまで、「生命と機械」を研究テーマとして粘土や3DCGアニメーションを展開してきましたが、近年は、3DCGの技術を利用して、中国の古代文献の世界を再現しようとしています。このメディアデザイン学科でも、さまざまデジタルメディア、映像メディアと横断的に関わりながら、映像・アニメーションにアプローチして行きます。従来の映像・アニメーションからデジタルメディアを駆使した新たな映像表現まで、多様な映像メディアに対応できるクリエイターを目指しましょう。

略歴
2017 2018
BS日テレ「船越英一郎京都の極み」映像資料提供
関西テレビ「よ~いドン!映像資料提供
2015
環境芸術学会、京都歴史環境芸術祭実行委員会関連映像
https://www.youtube.com/watch?v=3uza6IldTTw
2015
統計的手法による『山海経』編著者の識別
http://r-cube.ritsumei.ac.jp/repo/repository/rcube/6142/
『Core Ethics』Vol.11, pp.107-121 立命館大学大学院先端総合学術研究科
2012
Digital Map を活用した『山海経』五蔵山経の成立に関する考察−「五蔵山経」の地理情報の可視化に基づく検証−
https://ci.nii.ac.jp/naid/110009426594
『Core Ethics』Vol.8, pp.207-220 立命館大学大学院先端総合学術研究科
2004
「フェルメール『画家のアトリエ』再現~3DCG再現~」NHK新日曜美術館
1994
「M-ID"SAKANA"」MTV ID
1993
「魚2」 第3回名古屋国際ビエンナーレARTEC'93国際公募展部門「優秀賞」
1991
「体模倣」 第2回名古屋国際ビエンナーレARTEC'91一般公募展部門「準グランプリ」/PFF アワード'91「優秀賞」 など
1991
「魚」 キリンプラザ大阪コンテンポラリーアワード'91ビデオアート部門「ジャンル賞」、「優秀賞」