短期大学部 美術学科 美術分野

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短期大学部 美術学科 美術分野

日本画領域

「日本人らしさ」を描くということ

和の文化と伝統に育まれた固有の美意識を探求する日本画。
植物や動物、風景や人物など、古来より受け継がれる画材を用いて自らの表現を追求します。

カリキュラム

日本画領域2年間の流れ

1年次・前期 1年次・後期
日本画に触れ、その表現手法を学ぶ
  • 前期は多くの日本画作品を鑑賞し、日本画の理解を深め、表現の基礎になる鉛筆・彩色写生を行います。日本画特有の画材(水彩・墨・岩絵具)の基礎知識や使用法もおぼえます。また日本画の伝統的な様式、独特の空間表現について考え、一曲の屏風の制作を目指し、植物や有名な社寺仏閣、名勝地などで写生を行い、表現力を高めます。
  • 植物、風景写生法、動物、人体の描写、日本画材科学/水干、岩絵具、和紙、箔など、テーマによる表現(30 号)
描写力を養い、絵具の使用法を学ぶ
  • 多くの作品を鑑賞し、多様な日本画の中から自分の表現を考えます。植物や動物の写生により基礎となる描写力を養い、写生から実際の作品制作にどのように結びつけるか、下絵や草稿を通じて学びます。また多くの表現方法を試して絵具の使い方を学び、表現方法の幅と可能性を広げます。美術館での作品鑑賞から表現法のあり方も検証します。
  • 植物、風景写生法、動物、人体の描写、日本画材科学/水干、岩絵具、和紙、箔など、テーマによる表現(30 号)
2年次・前期 2年次・後期
日本画の描法を身につけ、発表する
  • 1年次で学んだ技法や画材の知識、古典作品の理解を踏まえて、写生やデッサンによって描写力や表現力を高め、風景や人物、動物をテーマに作品を制作します。また研究会によって作品に対する的確な批評力を育てます。美術館へ行く機会も多く持ち、教室では分からない作品の臨場感を体験し、表現分析や作家像を学び発表します。
  • 描法の研究、展示と発表/アートマネージメント、テーマによる表現(100 号)/裸婦デッサン、自由テーマ、卒業制作
日本画の精神を自分の表現まで高める
  • 適切な日本画材の使用法、過去の優れた作品への理解、徹底した写生実習など、これまで学んできた成果を最大限に活かし、卒業制作にとりかかります。日本画の多様な表現方法と深い精神性で自己の内面をも探求し、作品制作を行い、これからの創作活動の基礎を作ります。
  • 描法の研究、展示と発表/アートマネージメント、テーマによる表現(100 号)/裸婦デッサン、自由テーマ、卒業制作
卒業後の進路
多くの卒業生が創作の現場で活躍しています。各種コンクールへの参加や個展の開催などを目指し、作家活動を続ける人、4年制大学に編入する人、専攻科に進学する人。また、描写力の技術を活かし、デザインやイラストの分野に進む人も多数います。
将来の職業像
画家、美術作家、帯・着物のデザイナー、伝統産業作家、イラストレーター、マンガ家、専攻科進学、4年制進学(3年次編入)など

学びのQ&A

北村正己 教授

北村正己 教授

「写生することが、描く力を育てていく」
──どのようなことを教えていますか?

日本人の精神性を絵画で表現するという姿勢です。そのためには、岩絵具や墨、金箔や銀箔といった、古くから受け継がれている画材や技法を理解する必要があります。対象をしっかり写生し、自分自身の心を見つけ出してください。

──どのような学生を育てたいですか?

陶芸や染織といった工芸、あるいは、能や雅楽といった舞踊。日本人の精神性を受け継いだ文化はたくさんあります。様々なジャンルに触れつつ、日本画ならではの表現とは何かをじっくり考えてほしいですね。

──卒業後の進路について教えてください。

日本画で培われる写実力。つまり、しっかり「描く」ことができるというのは、大きなアドバンテージです。作家だけでなく、伝統工芸やグラフィックデザインといった、他の分野での活躍にも期待しています。

──このクラスの特徴を教えてください。

短大の在籍期間は2年間。その中で4年制に通う学生に匹敵する力を身につけてもらいたい。そのためには、時間を効率的に使い、どんどん描くことが重要。数をこなすことが、実力アップにつながります。

──どのような先輩や卒業生がいますか?

日本画の世界は、写生を基本にしている分、多様性にあふれています。意外なところでは、マンガ家を目指した学生もいました。自分の手を動かして「描く」こと。そこには汎用性があるのです。

教員紹介

教授
講師
  • 清水 豊
  • 鳥山 武弘
  • 村林 典博
  • 河本 万里子
  • 黒住 拓
  • 土手 朋英

作品紹介

作品をクリックすると拡大画像をご覧頂けます。

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