学校法人 大覚寺学園 嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学

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連続公開講座 京の美意識

第88回 愛宕山と愛宕信仰の諸相 ※終了しました

講 師
八木 透氏(佛教大学教授)
日 時
2014年5月24日(土)
14時20分~15時50分
会 場
G401教室(罧原キャンパス有響館4F)
京都の北西に聳える愛宕山には、地元の人々にとってなじみの深い愛宕神社が祀られている。今でこそ愛宕は火伏せの神としてよく知られた存在だが、近世以前は軍神として多くの戦国大名たちの篤い信仰を集めてきた。謎の多い愛宕山と愛宕信仰について、その歴史を紐解きながら考えてみたいと思う。
講師プロフィール
八木 透(やぎ とおる) 佛教大学教授

1955年京都生まれの京都育ち。生粋の京都人。
祇園祭鉾町で近世から続く白生地問屋の家筋に生まれる。
同志社大学文学部卒業。佛教大学大学院博士後期課程単位修得満期退学。
現在、佛教大学歴史学部教授。民俗学専攻。文学博士。
日本民俗学会理事・比較家族史学会副会長・世界鬼学会会長・京都民俗学会事務局長
京都愛宕研究会会長・祇園祭綾傘鉾保存会理事等も務める。

主たる編著書は、『婚姻と家族の民俗的構造』(吉川弘文館)、『京都の夏祭りと民俗信仰』(昭和堂)、『図解雑学・こんなに面白い民俗学』(ナツメ社)、『京都愛宕山と火伏せの祈り』(昭和堂)、『新・民俗学を学ぶ』(昭和堂)等、多数。

八木 透