学校法人 大覚寺学園 嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学

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連続公開講座 京の美意識

第19回 能と京都 ※終了しました

講 師
橋本 雅夫氏(観世流能楽師) / 橋本 光史氏(観世流能楽師)
日 時
2006年11月25日(土)
14時00分~ ※30分前開場
会 場
G401教室(罧原キャンパス有響館4F)
数百年の伝統を受け継ぎ、不思議かつ幽玄的な空間を創る能の世界。能楽の世界は一種独特な世界です。「何をしゃべっているか分からない」「何をしているか分からない」といった感想が大半を占めるでしょう。親子で能楽師という橋本雅夫・光史両氏をお迎えし、「古くて新しい」といわれる能の世界を肌で感じて下さい。
講師プロフィール
橋本 雅夫(はしもと まさお) 観世流能楽師

1939年 (昭和14年)故橋本仁一郎(観世流能楽師)の長男として生まれる。幼少より父に師事し、長じて井上嘉介師に教えを受ける。初舞台は5歳で仕舞「岩船」、初シテは7歳で能「経正」を勤める。
1965年(昭和40年)父仁一郎急逝により、聲吟社社主となる。
1984年(昭和59年)京都能楽界で30年ぶりに独演三番能を勤め、以後2度演能する。
重要無形文化財保持者。社団法人能楽協会京都副支部長。京都市芸術新人賞、大阪文化祭賞等受賞。能の面白さや魅力を多くの人々にもアピールする為に「みやびとひかり能乃会」等を主催し企画、演能している。

橋本 雅夫
橋本 光史(はしもと こうじ) 観世流能楽師

1969年(昭和44年)橋本雅夫の長男として生まれる。幼少より父に師事し、初舞台は3歳で仕舞「老松」。初シテは7歳で能「経正」を勤める。
1992年(平成4年) 同志社大学文学部卒業と共に井上嘉介師の許で修行。
1996年(平成8年) 独立し、父と共に聲吟社を主宰。能楽の普及に務め、若い世代にも能楽の魅力をアピールしている。

橋本 光史