学校法人 大覚寺学園 嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学

検索

連続公開講座 京の美意識

第54回 浮世絵木版画の技術 ※終了しました

講 師
佐藤 景三氏(浮世絵版画摺師)
日 時
2010年7月10日(土)
14時20分~15時50分 ※30分前開場
会 場
G401教室(罧原キャンパス有響館4F)
日本の伝統的な木版画である浮世絵はヨーロッパの印象派に多大な影響を与えたとされています。浮世絵版画の芸術性だけでなく、その技術に深い興味を持つ人達が多くなりました。彫と摺の技術、そのために使う道具、染料及び顔料、板木そして和紙等の必ず使う原材料についてお話します。
講師プロフィール
佐藤 景三(さとう けいぞう) 浮世絵版画摺師

1940年 愛知県生まれ
1959年 京都市立日吉ヶ丘高校美術課程日本画科卒(旧美工卒)
1961年  浮世絵版画摺師になるため父佐藤泰三に師事
1966年~ 摺師として浮世絵木版画及び現代版画、日本画オリジナル版画を多数刷る
1994年 メキシコ・・グアダラハラ市にて浮世絵版画のワークショップを行う(京都・グアダラハラ市姉妹都市文化交流)
2004年  京都府伝統産業優秀技能者に選ばれる
2007年  文化庁長官表彰を受ける
2009年 黄綬褒章を受章
現在、京都木版画工芸組合 理事、浮世絵木版画彫摺技術保存協会 副理事長(京都支部長)、京都府匠会会員、国際浮世絵学会会員等

【作品】
浮世絵版画(写楽・歌麿・北斎・広重等)多数
黒崎彰・井堂雅夫・上村松園・山口華楊・小野竹喬等多数

【展覧会】
1994~2008年 第1~3回浮世絵木版画作品展「伝統の技を受け継ぐ人達」
1999年 木版画の技と美「浮世絵今昔」講演・実演(京都高島屋グランドホール)

佐藤 景三