学校法人 大覚寺学園 嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学

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連続公開講座 京の美意識

第56回 京都風呂敷七変化 ※終了しました

講 師
掛札 英敬氏(有限会社 京都 掛札)
日 時
2010年10月16日(土)
14時20分~15時50分 ※30分前開場
会 場
G401教室(罧原キャンパス有響館4F)
近年のエコの話題に乗って再注目されるようになった風呂敷ですが、一部のユーザーを除いては一時期完全に忘れられかけた不遇の道具でもあります。時代とともに人々のライフスタイルが変わり続けるなか、風呂敷をとりまく事情を軸にその使い方やデザイン、引いては「伝統とは何か」という考察も含めて若干33歳(講演時)ながら自身の経験を元にお話しさせて頂きます。
講師プロフィール
掛札 英敬(かけふだ ひでたか) 有限会社 京都 掛札

1977年 京都市生まれ。
京都市立芸術大学卒。
京都掛札三代目。
芸大在学中から家業の染物屋の仕事を手伝う。
当時はオーダーメイド専門で家紋入りの正絹風呂敷などを作る店であったが、その頃より「もっと普段使いできる風呂敷を」と考え、十八代目中村勘三郎襲名記念の風呂敷を自らのデザインで制作したのを機に'04年頃より本格的にオリジナルの木綿風呂敷をデザインするようになり、'05年に発表。
日本の伝統文様をポップにアレンジしたその「洋服にも似合うオシャレな風呂敷」が老若男女を問わず人気を集めている。
http://www.kakefuda.co.jp

掛札 英敬