●講師
動物学的解析 坂本英房氏 (京都市動物園副園長)
美術史的解析 佐々木正子氏 (嵯峨美術大学教授)
●内容
京都国立博物館で開催されている安土桃山時代の絵師、「海北友松展」に合わせ、作品をより深く理解するため、画題の内容や表現描写の特色をわかりやすく解説し、且つ描かれている動物たちについても解析する珍しいコラボ講演会。海北友松は雲龍図を得意としたことで知られるが、龍は架空の生き物だが、中国の「本草綱目」では龍の姿の各部分を現実にいる動物のパーツに似ていると規定している為、我が国ではそれに合わせた表現が多くなっている。龍図に現実の動物が本当に反映されているのかなど、珍しい切り口の絵画の解析もおこなう。
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