学校法人 大覚寺学園 嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学

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概要

入試 Q&A

入試 Q&A

基礎情報

嵯峨美術大学の特徴を教えてください
嵯峨美術大学は、学生一人ひとりをつくり手として育てるため、徹底した少人数教育と支援体制を整えています。現在、専任教員一人当たりの学生数は18.5名となっており、個々の学生の能力や関心に対応したきめ細かな教育を行っています。また、伝統工芸、華道、茶道など、京都の地の利を生かした授業やイベントも多数開催しています。(2013年3月現在)
大学の周辺環境を教えてください
本学のある嵐山は京都市街の西に位置し、桂川にかかる渡月橋(とげつきょう)をはじめ、数々の史跡や名勝とともに、桜や紅葉の名所として国内外から多数の観光客が訪れています。平安時代から続く自然と文化を体感できる場所として、京都の代表的な観光地となっています。
大学までは、どうやって行けばいいのですか?
京都駅からJR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車、徒歩15分です。京都バス利用の場合は「車折神社前」下車、徒歩3分です。また、京福嵐山線「車折神社」駅からは徒歩5分で、阪急嵐山線「松尾大社」駅からはスクールバス( 運行約5分、徒歩の場合15分)が出ています。
なぜ学校法人大覚寺学園なのですか?
平安時代、嵯峨天皇が、ここ嵐山の地をこよなく愛され造営した嵯峨離宮が大覚寺の前身です。この地で、嵯峨天皇と弘法大師・空海は親交を深められ、唐の最新情報を共有し、多くの文人墨客を招き平安文化、芸術の花を咲かせました。お二人の理想、文化創造の精神を現代に生かし、新しい芸術家を京都の地に育てることを目的に嵯峨美術大学が設立されました。

学部・分野

大学と短期大学の違いは何ですか?
大学も短大も芸術に関する専門知識と技術、教養を修得するという意味において違いはありませんが、それぞれに特徴があります。大学は4年間で高度な専門知識と創造性を養い、幅広い教養を身につけます。短大は2年間で専門的な知識や技能、そして広い教養を身につけるとともに、実社会を想定したより実践的な力を養います。本学では、短期大学から大学に編入学することも可能ですので、短大の2年間で集中的に学んだ知識や技能をもとに、大学に編入学し、より専門的な創作活動をしている学生もたくさんいます。
大学造形学科に入学後、専門分野の変更はできますか?
はい、できます。本学の大学造形学科の特徴的なシステムとして、3、4年次へ進級する際に入学時の専門分野とは別の分野に変更することが可能です。入学後、自分の適性に気づいた学生をはじめ、自身の表現の幅を広げて新たなスタイルを獲得するために、一部の学生が分野を変更しています。
短期大学に入学後、分野や領域を変更することはできますか?
はい、できます。学生の適性に応じた柔軟な学修システムの一環として実施している制度で、1年次後期、2年次前期において、入学時に選択した分野を、面接を経て変更することが可能です。また同じく、領域を変更することも可能で、期の中間点や終了時に担当教員と十分な時間をかけて話し合い、個別対応しています。
短期大学専攻科を卒業することで、四年制大学卒業と同じ学位が取得できるのですか?
はい、できます。本学短期大学専攻科は、独立行政法人大学評価・学位授与機構の認定を受け、学修合計62単位を取得し、学修成果とともに同機構に申請し、審査に合格すると、四年制大学卒業者と同じ学士(芸術学)の学位が与えられ、大学院への進学や就職へと道が開けます。
短期大学から大学への編入学はできますか?
はい、できます。本学短期大学を卒業または見込みの方はもちろん、大学・短期大学・高等専門学校などを卒業または見込みの方や、大学に2年以上在学し62単位以上を取得または見込みの方など、出願資格を満たした方ならば受験していただくことが可能です。

授業

他の領域、他の分野の授業を受けることはできますか?
はい、できます。本学では自分の所属分野以外の表現に触れる機会を大切に思っています。大学造形学科では3年次前期に副専攻制度として所属分野以外の表現を学ぶことができます。短期大学では2年間にわたり、所属する表現分野にとらわれず実技体験ができる選択演習授業を用意しています。
学外での授業もありますか?
はい、あります。本学ではアトリエを飛び出し、実社会と交わるなかで表現の可能性を広げる授業や機会を数多く展開しています。大覚寺との協同プロジェクトや、近隣地域である嵐山や太秦の企業・団体とのコラボレーション、地元小学校との連携ワークショップなど、その数は毎年増えています。
美術以外のことも勉強できますか?
はい、できます。本学では表現に必要な技術の修得だけでなく、一般教養科目の充実にも努めています。大学、短期大学の共通科目として、文化人類学や歴史、心理学や経済学、外国語やコンピュータなど多数の授業を開講しています。また、いけばな嵯峨御流の総本山である大覚寺と連携した華道や、京都の伝統工芸職人などを招いて行われる連続公開講座「京の美意識」など、京都ならではの授業や講座も充実しています。
他大学での授業を単位にすることはできますか?
はい、できます。京滋地区にある大学・短期大学が運営する共同体「大学コンソーシアム京都」の単位互換制度により、協定を結んだ大学・短期大学の授業科目を履修することができます。

入試・学費・奨学金

一般大学から短期大学専攻科を受験することはできますか?
はい、できます。大学、短期大学、高等専門学校を卒業の方または見込みの方、大学に2年以上在学し62単位以上を取得した方など出願資格を満たした方ならば、芸術系分野以外の出身の方でも受験していただくことができます。
他大学に通っていましたが、大学院を受験することはできますか?
はい、できます。大学を卒業または見込みの方、学位を取得または見込みの方など出願資格を満たした方ならば受験していただくことができます。
入学前にキャンパスの見学はできますか?
はい、できます。本学入学広報グループ(E-Mail:nyushi@kyoto-saga.ac.jp 電話:075-864- 7878)にお問い合わせいただければ、キャンパスをご案内いたします。相談受付時間は平日9:00~16:30、土曜9:00~12:00となります。また、本学が開催するオープンキャンパスでは、キャンパスツアー、ワークショップ、実技講習会などさまざまな企画を用意していますので、是非ご参加ください。
社会人入試はありますか?
はい、あります。大学は満24歳以上、短期大学は満22歳以上で高等学校を卒業した方や高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)に合格した方など出願資格を満たした方ならば特別入学試験を受験していただくことができます。
奨学金制度はありますか?
はい、あります。経済的理由で就学が困難な学生に対しては、給付制の本学独自の各種奨学制度があります。詳しくは本学教務・学生支援グループ(E-Mail:gakusei@kyoto-saga.ac.jp 電話:075-864-7872)までお問い合わせください。
学費の分割納入はできますか?
はい、できます。学費を納入することが困難と認められた学生については、分納または延納をすることが可能です。詳しくは本学教務・学生支援グループ(E-Mail:gakusei@kyoto-saga.ac.jp 電話:075-864-7872)までお問い合わせください。

資格・就職

美術教員になることはできますか?
はい、できます。本学大学には、教員養成課程に関する科目を設けています。必要な単位を取得し、申請を行うことで「中学校教諭一種(美術)」、「高等学校教諭一種(美術)」の免許状が授与されます。
美術教員以外の教員になることはできますか?
はい、できます。神戸親和女子大学(通信教育部)との提携により、「小学校教諭一種」の免許状を取得することができます。
学芸員の資格をとることはできますか?
はい、できます。博物館法並びに博物館施行規則にしたがって、必要な単位を取得することで、卒業時に学芸員の資格が取得できます。また、本学附属博物館は学芸員養成の場としても活用されています。
インターンシップを経験できますか?
はい、できます。本学で学んだことを企業のなかで具体的に生かし、体験するために、企業との契約により実習を行います。事前指導・講義を行い、60時間以上の実施研修、および事後報告書の提出等の内容で、インターンシップ先としては、観光協会、ホテル、広告代理店、NPOなどがあります。
どんな資格が取れますか?
大学では、中学校教諭一種(美術)、高等学校教諭一種(美術)、小学校教諭一種、学芸員資格、書道免許状、華道免許状、茶道免許状、商業施設士試験受験資格(デザイン学科生活デザイン系)、インテリアプランナー国家資格受験資格[予定](デザイン学科生活デザイン系)、イベント検定試験受験資格などの取得が可能です。また短期大学では、書道免許状、華道免許状、茶道免許状などの取得が可能です。
就職について相談できるところはありますか?
本学のキャリア支援センターで行っています。卒業後の進路全般に関する相談をはじめ、就職・進学(大学院・編入学)指導、インターンシップの紹介、資格・検定に関する講座やキャリア支援に関する講座などを実施しています。
どんなところに就職できますか?
社会のデザインへの関心の高まりや新しい創造性に期待する企業の増加にともない、作家やアーティストとしてはもちろん、芸術全般の企画やコーディネートにかかわる分野、IT産業やアミューズメント産業の分野、広告やデザイン分野、マスコミ関係や放送、映画、ゲーム、アニメなどのコンテンツ産業の分野など、本学卒業生の活躍の場は多岐に渡っています。

大学生活

京都以外の都市からも通学している学生はいますか?

はい、多数の学生が通学しています。以下が関西圏の主なJRの駅から本学最寄り駅までの時間です。

  • JR京都駅からJR嵯峨嵐山駅まで約15分
  • JR大津駅からJR嵯峨嵐山駅まで約40分
  • JR大阪駅からJR嵯峨嵐山駅まで約60分
  • 阪急梅田駅から阪急松尾大社駅まで約55分
  • 南海堺駅から阪急松尾大社駅まで約80分
  • JR三宮駅からJR嵯峨嵐山駅まで約85分
  • JR奈良駅からJR嵯峨嵐山駅まで約85分
  • 近鉄奈良駅からJR嵯峨嵐山駅まで約90分
  • JR福知山駅からJR嵯峨嵐山駅まで約120分

大学周辺地図、路線図はアクセスをご覧ください。

学生の平均的な生活費はどのくらいですか?
個人差はありますが、平均的には自宅通学の場合、交通費、制作材料費、食事代など月額生活費は5~7万円程度が目安となるでしょう。同じく自宅外通学の場合、月額生活費は家賃を含めて12~14万円程度が目安となるでしょう。
マンションやアパートなどの下宿先を紹介してもらうことは可能ですか?
はい、希望に応じて紹介しています。自宅外通学生への経済的な負担が少なく、大学への通学が便利で、信頼のおける家主さんの共同下宿、アパート、マンション、女性専用マンションの紹介を、業務委託先の株式会社学生情報センターを通じて行っています。なお、本学に登録の物件については紹介手数料等を徴収せずに無料にて紹介しています。自転車での通学時間10分以内のアパートやマンションの相場は、約3~7万円ぐらいの家賃が目安となるでしょう。詳しくは本学教務・学生支援グループ(E-Mail:gakusei@kyoto-saga.ac.jp 電話:075-864-7872 )までお問い合わせください。
アルバイトは可能ですか?
多くの学生が学業と両立してアルバイトをしています。本学では、教務・学生支援グループカウンターやインターネットを通して、なるべく学業と両立できるような安全なアルバイトを紹介しています。
新しいサークルをつくることはできますか?
はい、できます。同じ目的をもって活動したいメンバーが5名以上集まり、教職員を顧問とし、学友会ならびに教授会の承認を得れば、同好会を設立できます。さらに、同好会として3年の実績をあげ、学友会ならびに教授会で承認されればクラブに昇格し、学友会から活動の為の予算をもらうことができます。
バイクや自動車で通学することはできますか?
バイクでの通学は可能です。所定の手続きを行い、指定した駐輪場に駐車してください。本学への自動車での通学は禁じています。
学生生活について相談できる場所はありますか?
はい、あります。本学の学生相談室では、3名の心理カウンセラー(臨床心理士)が学生生活のなかで起こる様々な心配ごとや悩みなどについて、相談に応じています。
在学期間中、海外に留学することは可能ですか?
はい、できます。本学では、ヨーロッパやアジアにある提携大学と積極的に交流し、短期留学や海外研修、編入学、短期サマースクールなど、海外での美術文化体験の機会創出に努めています。

学内施設

運動場はありますか?
あります。本学の敷地内には、主に体育の授業やサッカーなどのクラブ活動で使用する、約2,500平方メートルの第1グラウンド、バスケットやテニスなどの多目的利用が可能な、約4,000平方メートルの全天候型グラウンドの第2グラウンドがあります。
図書館は充実していますか?
本学では大学全体の総合的教養の場として、附属図書館の充実に努めています。現在、美術やデザインを中心とする芸術分野と観光学に関する分野などの書籍を約12万冊所蔵するほか、各種情報検索端末を設置して、図書館を利用するみなさんがより多くの知と出合える機会を創出しています。
自由に使えるパソコンはありますか?
はい、あります。本学では、学生情報フロアや演習室など、自由に利用できるパソコンを多数設置しています。また、ノートパソコンの貸出しも行っております。なお、本学内には350台以上のコンピュータが設置されており、各実習室での利用も可能です。
卒業後も大学の施設を使うことはできますか?
はい、附属図書館や附属ギャラリーを利用することができます。
大学内で作品を展示することはできますか?
はい、できます。本学学生は、願い出により有響館や学生ホールなどで作品を発表することができます。詳しくは本学社会連携・研究支援グループ(E-Mail:museum@kyoto-saga.ac.jp 電話:075-864-7898)までお問い合わせください。
大学の施設は何時まで使えますか?
本学では、在学生の自主的な制作やクラブ・同好会活動については、願い出により可能な限り施設が利用できるように配慮しています。例えば実習室は、平日・土曜日は20時まで、日・祝日についても18時までの利用が可能です。
制作のため自由に使えるスペースはありますか?
はい、あります。本学では、学生一人ひとりに対しアトリエのように自由に使える充分な制作スペースの確保に努めています。また、講義室や演習室、体育館やグラウンドなどの施設を願い出により可能な限り利用できるように配慮しています。