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この展覧会は、聴くことによって始まります。
会場には、6個のスピーカシステム以外何もありません。
来場者は、入口でステレオマイク付きのHMDを装着します。
会場には、自然の様々な音と、最大4種類のsin波が流されています。
装着したHMDには、ステレオマイクで拾った音により変化する図像が現れます。
鑑賞者は立つ位置や見る方向によって、聴こえる音の変化と同時に図像の変化も見ることとなります。
また、このHMDは半透過型であるため、実際の会場空間と音に
よってコンピュータが作り出す図像を同時に見ることができます。
鑑賞者は自ら移動し姿勢を変化させることで様々な音の変化と図像の変化を楽しむことができます。
homo audienceとは、サウンドスケープ研究者の中川真氏によって提唱された概念で、「聴く人」という意味があります。
人は聴くことによって人となるといった考えの基に、従来の音響概念にとらわれないで、環境の中の音を意識的にとらえ、感じ、考えることを提案されています。
この展覧会では、鑑賞者が自分自身の行動により、音や図像の変化を作り出し、同時にその変化を体験することによって、実空間と目に見えることのない仮想空間を繋ぐ新しい体験を創りだそうとするものです。
開催概要
| 日時 | 2008年11月20日(木)〜27日(木)(11月24日、月曜日休館) 10:00〜13:00、14:00〜18:00(装置の制約の為、入場を予約制にする場合があります) |
| 場所 | 京都嵯峨芸術大学附属ギャラリー(入場無料) |
| 主催 | 京都嵯峨芸術大学 |
| 制作 | DATA GLASS PROJECT 2008 吹田哲二朗、竹内創、松本泰章、古舘 健(ビジュアルプログラミングサポート)、本松(テクニカルサポート) 京都嵯峨芸術大学メディアアート研究室 |
| 協力 | (株)島津製作所 航空機器事業部 |

