学校法人 大覚寺学園 京都嵯峨芸術大学 京都嵯峨芸術大学短期大学部

普段の嵯峨美で起こる出来事をありのままに紹介します。

学生展覧会めぐり その④「夏のオアシス、ピチピチ☆ビ~チ」

初めまして、本学短期大学部専攻科デザイン専攻2回生の園田です。

今回は、絶賛在学中の私が、短大専攻科デザイン専攻イラストレーション2回生の課題として行ったグループ展の模様をご紹介したいと思います!

場所は毎年同じで、京都市役所前駅からすぐ近くのヤマモトギャラリーさんをお借りしました。

展示テーマ・内容は自分たちで相談し、DMや展示方法なども全て自分たちで考え、つくり上げていきます。今回の展示テーマは、「ピチピチ☆ビ~チ」。学生展覧会めぐり その④「夏のオアシス、ピチピチ☆ビ~チ」:0学生展覧会めぐり その④「夏のオアシス、ピチピチ☆ビ~チ」:1展示期間が8月2日~7日までと夏真っ盛りの時期であること、それぞれに絵本や商品展開、アニメーションと表現方法が違っているので、なるべく自分たちがイメージを掴みやすいものにしようということもあり、すぐにタイトル&テーマがこれに決まりました。

準備は山あり、谷あり、嵐あり…

みんなヘトヘトで顔色の悪さを日々心配されていましたが、なんとか無事に、展示は私たちの持ち味が発揮されて、ゆるっとはじまりました。学生展覧会めぐり その④「夏のオアシス、ピチピチ☆ビ~チ」:2学生展覧会めぐり その④「夏のオアシス、ピチピチ☆ビ~チ」:3ギャラリー内は、ビーチの雰囲気を出すために、うきわやビーチサンダルなど夏アイテムをふんだんに持ち込んでピチピチ☆感を演出しています。学生展覧会めぐり その④「夏のオアシス、ピチピチ☆ビ~チ」:4今年は5人での展示なのでとても広々として、作品が見やすくなりました。

それでは少しずつ、個々の作品もご紹介したいと思います。

まずは入ってすぐ右側の展示から。学生展覧会めぐり その④「夏のオアシス、ピチピチ☆ビ~チ」:5学生展覧会めぐり その④「夏のオアシス、ピチピチ☆ビ~チ」:6学生展覧会めぐり その④「夏のオアシス、ピチピチ☆ビ~チ」:7こちらは短大で商品展開クラスに所属していた北村さんの作品です。タイトルは「ピチピチ☆ガールズ」。

その名の通り、Tシャツにはとびきりに可愛い女の子が夏満開のファッションで描かれています。

ペイントソフトのIllustratorを使った作品で、Tシャツにアイロンプリントをして転写しています。

本人もとてもオシャレさんで可愛いのです。
みなさんはどの子がお好みでしょう…?

お次は入ってすぐ左側。私、園田の作品「Swimming」です。絵本領域出身で、1年のブランクを経て全36pの絵本を制作しました。学生展覧会めぐり その④「夏のオアシス、ピチピチ☆ビ~チ」:8学生展覧会めぐり その④「夏のオアシス、ピチピチ☆ビ~チ」:9文字も絵のカットもどちらも多かったので、最後の2~3週間は朝から晩まで一日中描き続けていました。完全にスケジュールミスです。

背景はアクリルガッシュで、人物やクジラ以外の生き物はデジタルで描いています。まだまだ 伸びしろですねぇ~


では、お次は階段を上ってすぐ右側。

こちらも絵本領域出身、岡本さんの作品「青の砂とハルの友達」です。
今回絵は少なめで、文章がメインの児童文学にチャレンジしています。学生展覧会めぐり その④「夏のオアシス、ピチピチ☆ビ~チ」:11学生展覧会めぐり その④「夏のオアシス、ピチピチ☆ビ~チ」:12わたしも途中の段階から読ませてもらいましたが、そのお話のアイデアと文字量には感心し、圧倒されました。

そこからさらに試行錯誤し、大作が出来上がっています。彼女の味のある誰にも真似できない画風はとても素敵で、魅力的です。

お次はその向かい側。

これもまたまた絵本領域出身、楠藤(なんとう)さんの絵本作品、「うみのえん」。(これは 「としまえん」と同じイントネーションで読んでください)学生展覧会めぐり その④「夏のオアシス、ピチピチ☆ビ~チ」:13彼女もいつもしっかりと個性があり、可愛くてどこか懐かしさのある絵です。

80年代、90年代のおもちゃを集めたようなキュートさがあります。今回は表紙に布を貼って、タイトルを刺繍するという新しい挑戦もありました。

(ちなみに、これら絵本は全員手製本で、印刷やのり付けなどすべて自分たちで行っています。)

それではではでは最後に正面、展示のBGMとしても一役買っているアニメーション領域出身、豊岡さんの作品「海にきて」です。学生展覧会めぐり その④「夏のオアシス、ピチピチ☆ビ~チ」:14学生展覧会めぐり その④「夏のオアシス、ピチピチ☆ビ~チ」:15ストップモーションとドローイングをミックスしたアニメーションで、ストーリーも絵も音楽も、ゆったりと穏やかに展開していきます。

彼女の性格がそのままアニメーションになったようなそんな温かい作品です。

音は私物のウクレレと鈴とハーモニカで作曲までしています。本人がうっかり口ずさんでしまった歌声もよーく聴くと聞こえてきます。


このように、それぞれが独自の感性、表現方法で作り上げた作品たちをご紹介しました。

作品や展示会場はとてもゆるっとしていますが、作品を作る姿勢や努力はピチピチと活気にあふれていました。

短大専攻科でしかできない特別な経験がたくさんあり、こうして5人でひとつのことを完成させることができたこと、とても嬉しく思います。

毎日暑い中、たくさんの方に足を運んでいただきました。

通りすがりのおじいさんも感想を書いてくださったり、台湾の観光客の方も興味を持って立ち寄ってくださいました。

人と作品、人と人をつなぐ空間を作れたこと、とても幸せを感じられる展覧会になりました。学生展覧会めぐり その④「夏のオアシス、ピチピチ☆ビ~チ」:16