一般財団法人京都工場保健会にて健康診断に用いられる“X線検診車”の外装デザイン提案を求めるコンペにて、本学学生27名が計31点を応募しました。
京都工場保健会にて審査の結果、嵯峨美術短期大学 専攻科 デザイン専攻の奈須あけみさん、嵯峨美術短期大学美術学科の粟井来美さん、嵯峨美術大学芸術学部デザイン学科の大野礼葉さんの計3作品が“最優秀賞”として、それぞれ、胃部X線車、子宮がん検診車、胸部X線車の外装デザインに採用されました。
先日の1月25日、京都工場保健会健診技術部 部長 井上様より賞状ならびに副賞と花束が贈呈されました。

京都工場保健会“検診車”の外装を学生がデザインしました。:0

井上部長様より賞状、副賞、花束を授与され作品と並ぶ奈須さん

京都工場保健会“検診車”の外装を学生がデザインしました。:1

井上部長様より賞状、副賞、花束を受け取る粟井さん

京都工場保健会“検診車”の外装を学生がデザインしました。:2

井上部長様より賞状、副賞、花束を受け取る大野さん

京都工場保健会“検診車”の外装を学生がデザインしました。:3

粟井さん、芳野芸術センター長、奈須さん、大野さん、神谷准教授

京都工場保健会“検診車”の外装を学生がデザインしました。:4

奈須さん外装デザインの胃部X線検診車

〈奈須さん外装デザインのコンセプト・特徴〉
検診というものに緊張してしまう人にリラックスして、受けていただきたいという考えと、年齢問わず多くの方に利用していただきたいと思い淡い色をベースに花やツタ、葉など自然を連想させるものを添えました。
中心にいるヤギは黒ヤギ白ヤギの歌のようにハートを届けています。
ヤギはインドでは【未生】まだ生まれていないもの、発現していないもののシンボルという意味と知り、病気の早期発見や、病気の根源が生まれないでほしいという願いも込めました。

(社会連携・研究支援グループ)