学校法人 大覚寺学園 嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学

Department
大学 デザイン学科

  • グラフィックデザイン領域
  • イラストレーション領域
  • キャラクターデザイン領域
  • 観光デザイン領域
  • 生活プロダクト領域
  • 染織・テキスタイル領域

観光デザイン領域

観光デザイン領域

京都の嵐山に学び、
地域社会を
デザインする。
京都の嵐山に学び、地域社会をデザインする。
観光という視点から、より良い地域社会につながるデザインを考え広めていく、それが観光デザインです。地域やまちのフィールドに出て調査し、自分の感じた思いを形にするため、デザインを描いていきます。そういった作業の積み重ねは、地域ブランドにつながる商品開発や、地域で行うアートプロジェクトといったものへと繋がっていきます。観光デザインとは、既存のデザインの枠を超えた戦略的なプロデューサー思考の実践的デザインともいえるでしょう。日本の原風景ともいえる京都の嵐山をステージに、調査、企画、事業化、維持管理、運営などを総合的におこなう独自の授業形態は、地域貢献度で全国の芸術系大学中第三位、関西では第一位といううれしい評価もいただいています。地域社会の活性化に貢献している人材を、数多く輩出しています。
観光デザイン領域の特徴・特色
01.学びのお手本は、京都・嵐山!
世界屈指の観光地である京都・嵐山という立地を活かし、学外に出てアイデアやヒントを見つけるフィールドワークを行っています。講義や文献では理解できない「リアル」を自分の目で見ることの大切さを学びます。
02.美大生ならではのデザイン力が武器
一般大学の観光学部との大きな差は美的感性とデザインスキル。デッサンや造形、素材体験、写真・映像などの基礎表現の習得やデザインの基本スキルに加え、意思や企画を伝えるプレゼンテーションの訓練を積むことで、提案力をもったデザイナーをめざします。
03.卒業生は多様な業界で活躍中
観光デザインは卒業後の進路が最も広い領域。グラフィックデザイナー、新聞記者、雑誌編集者、ツアーコンダクターなどさまざまな人材を輩出しています。現場に足を運んでマーケットリサーチをし、企画やデザインにフィードバックできる能力が高く評価されています。
カリキュラム概要
フィールドワークを通して社会との関係、観光デザインの本質を知る。
専門基礎演習Ⅰ、Ⅱ

観光デザインの基本となるフィールド調査やテーマ沿った資源の整理、京都観光の現場体験などにより、観光デザインの役割や意義を学びます。

芸術の力実習

デザイン学科と造形学科が共同で行う、芸術のパワーを感じる体験。

専門実習

デザイン全般のベーシックスキルとして、情報の整理と意見交換、プランの視覚化をPCオペレーションと共に修得する。

講義科目

社会を見渡す視点を得る。幅広い視点から、さまざまな作品やその背景について学ぶ。

地域に密着した活動を通して実践的なデザイン力の習得を目指す。
専門演習Ⅰ

デザインの多様性と専門的な表現を深めながら、具体的な地域社会との結びつきのあるアートプロジェクトを経験し、実践の基礎を学びます。

専門演習Ⅱ

嵐山花灯路にグループワークで取り組みます。京都・嵐山の歴史文化を理解し、人々を京都のほんまもんで楽しませるリアルな企画、制作、維持管理までを経験するとこによって総合的なデザイン力を養います。

オープン演習

学生個人が自由に選択できる授業。(デザイン学科、造形学科共通)
社会との関わりを探る科目、複数領域を横断する科目、実験的な試みの科目などが設定される。

講義科目

各自の専門領域に関する学び。多領域への関心を含めた、広い視野を得る学び。

総合的なデザインの力によるプロデュースの喜びに目覚める。
専門演習Ⅲ

地域社会を活性化するという視点から、今後の社会にとって重要な課題を発見するとともにその解決手法を企画提案し、事業化を前提とした総合的なデザイン力を高めるプロジェクトを経験します。

専門演習Ⅳ

プロジェクトの経験を重ねることによって、観光デザイナーとしての揺るがない感性を磨きあげ、熱いワクワクするプロデュースの喜びに目覚める。

オープン演習

学生個人が自由に選択できる授業。(デザイン学科、造形学科共通)
社会との関わりを探る科目、複数領域を横断する科目、実験的な試みの科目などが設定される。

講義科目

専門領域に関する高度な学び。真理に向かう学び。

4年間の学びを総合的な応用プロジェクトに仕上げる。
卒業制作Ⅰ

これまでのグループワークの経験をもとに個人のテーマを明確にして、調査、企画、デザインまでのトータルなテーマを構築して、社会に提言できるプロジェクトを構想します。

卒業制作Ⅱ

前期の構想をデザイン表現を含めて、卒業制作としてまとめます。観光デザイナーとしてプロフェッショナルを目指します。

オープン演習

学生個人が自由に選択できる授業。(デザイン学科、造形学科共通) 社会との関わりを探る科目、複数領域を横断する科目、実験的な試みの科目などが設定される。

講義科目

専門領域に関する高度な学び。真理に向かう学び。

卒業後の進路

社会に向けてデザイン活動を実行してきた経験を活かして、その高い企画力やフィールドワークテークは現代の企業や地域で貴重な人材として求められています。社会をデザインによって豊かにする幅広いテーマは、様々なところで実力を発揮できます。

将来の職業像
地方公務員(観光振興、広報)/観光協会職員/新聞記者/雑誌編集者/グラフィックデザイナー/広告デザイナー/エディトリアルデザイナー/カメラマン/アートディレクター/キャラクターデザイナー/アニメーター/映画・TV製作スタッフ/ツアープランナー/ホテルスタッフ/ウェディングプランナー/教員/学芸員/企業就職(企画、制作、広報、営業、販売、事務)他
学生作品

SCALE UP

#01【風景のデザイン化】
吉岡 優希 デジタルとアナログを融合させたテキスタイル提案

この作品は“ 情報技術革命による変化” とはなにかをテーマに、デジタルとアナログを融合させた技法によって、生まれ育った京都の風景をテキスタイル化したものです。素材は紙ではなく布で、ストールなどをイメージして、日常生活に広く取り入れられることを目指しています。京都の代表的な観光シーンをデジタル技術で解析し、手書きで風景としてテキスタイルとしてデザインしており、IllustratorとPhotoshopの技術を活かして見事に表現されています。

  • 受賞平成25年度本学制作展 大学賞

SCALE UP

#02【商品開発】
東田 真侑 嵯峨嵐山のお香デザイン「嵯峨嵐山 香りの四季便り」

この作品は、嵐山の四季を桜、竹、紅葉、月という言葉で表現し、それに合ったお香を材料にして、形と色が特徴的な印香を制作しています。身近な慣れ親しんだ嵐山の季節、安らぎを与える風情などを表現する言葉とお香の香りをパッケージとしてデザインし、一つの商品に仕上げている。ひとめで嵐山の空気を感じる完成したデザインである。

  • 受賞平成25年度本学制作展 同窓会賞

SCALE UP

#03【地域の活性化】
川﨑 栞 ヨサノビト ―live in yosano― ―田舎で豊かに生きる― 

若者田舎暮らしの提案=ヨサノビトは、都市部の若者が田舎生活に夢を抱き、自分らしさと豊かな生きがいを求めて地方移住する人々を【6つのライフスタイル】として具体的に提案しています。この提案は、過疎化が進む地方の小さな村の活性化に2年間のフィールドワークを重ねた成果をもとに地元の人々とともに暮らすという感覚で若者移住を提案し、観光デザインならではの評価できる内容である。

SCALE UP

#04【地域の魅力発信】
宮﨑 記子 福井鉄道活性化のための観光デザイン

この作品は、“ 車ではなく福井鉄道の電車に乗ることの意味や楽しさ” を地元の人に伝えることが必要、福井鉄道をただの交通手段としてだけではなく“ 福井鉄道自体が福井県の観光資源” という認識を高めるというねらいから、福井鉄道に親しみを持ってもらうために電車をモチーフとしたキャラクターを考案し、各駅周辺を紹介する冊子を制作して、福井鉄道や周辺地域の魅力を伝えている。ふるさと福井の鉄道及びその沿線の魅力をイラストと文章で丁寧に冊子にまとめあげており、デザインの基礎を活かして地域の魅力発信が上手に展開されている。

  • 受賞平成25年度本学制作展 教育後援会奨励賞

SCALE UP

#05【地域の魅力発信】
福本 紗綾 「いこらよ」

作品の冊子「いこらよ」は、作者のふるさと「和歌山市」を対象にフィールド作業の記録としたブログをデータベースに、イラストなどを活用して丁寧に仕上げられている。作者個人の視線から、読者に向けて和歌山に行ってみたいと思わせる自由闊達な表現が評価できる。ふと手に取り、思わず読んでしまうデザインが成功している。

  • 受賞平成24年度本学制作展 同窓会賞
  • 素材