学校法人 大覚寺学園 嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学

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大学 造形学科

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日本画・古画領域

千年受け継がれた
技術を学び、
「日本画道」を極める。
千年受け継がれた技術を学び、「日本画道」を極める。
日本画を学ぶ人には、日本の美意識への深い理解と、己を見つめる姿勢が問われ続けます。その姿勢と精神性こそが、日本の美術を牽引し、世界で評価されてきました。平安時代に王朝文化で栄えた京都・嵯峨野は、豊かな自然と文化遺産に恵まれ、日本画を学ぶ環境が整っています。
日本画・古画領域では、1000年以上前から受け継がれてきた画材・技法・画法を学びながら、美の真理と本質を探究する「日本画道」を極めます。そして、その過程で多角的な表現力や人間力を身につけます。
  • 日本画制作工房

    日本画の制作に取り組むためには、日本ならではの美的感覚が必要です。伝統的な画材や技法を学び、自然や人物の写生を行うことで、些細なことから美を感じとる感性を養います。

  • 古画研究工房

    日本や中国の古典絵画を模写しながら、線の意味や表現技法を学びます。また、最新の分析機器を用いて、画材や素材の研究も行います。これらの体験を通して、技能や感性を磨きます。

領域紹介動画
制作風景
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特長・特色
01.美が溢れた環境
嵯峨美のある京都・嵐山は、自然美や歴史遺産があふれ、描く対象に事欠きません。画力を高められる最高の環境で、自身の目で対象を見つめ、制作を通して自分に向き合うことができます。
02.いにしえの絵師から学ぶ
古画の模写を通していにしえの絵師たちの真髄に触れることで、筆遣いなどの技とともに、絵の美しさや精神性を感じ取る教育をしています。時代背景や文化への理解も深める学びは、文化財修理や古画の模写、時代劇の美術・装飾などの専門的な仕事につながります。
03.日本画を知ることで得られるもの
東洋絵画法を学ぶことで日本画における線や余白、色彩などの日本画の特徴を知り、制作を通してそこに秘める美意識と感性を養います。しいてはそれを現代表現に生かすことで創造の幅を広げることを狙います。
カリキュラム概要
多様なアート体験と日本画の基礎
日本画の基本を学ぶと同時に、美術の多様な技法と素材を幅広く体験し、視野を広げます。
2つの工房に分かれる
「日本画制作工房」と「古画研究工房」に分かれて、画材・技法・画法などについて学習します。自己研鑽を積み、日本画道を歩みます。
制作に挑戦しながら学ぶ
日本画制作工房では日本画の素材について研究しながら、新しい表現方法を考えます。古画研究工房では本格的な模写制作に挑みます。
卒業制作に取り組む
4年間で身につけた表現の心・知識・技術を、卒業制作として形にします。同時に、社会人に求められる心構えや姿勢についても学びます。
卒業後の進路

多くの卒業生が創作の現場で活躍しています。作家活動を続ける人、大学院に進学する人、修復技術者として、古画や社寺仏閣の修復や模写事業に従事する人など。
また、日本画・古画の分野だけではなく、教員、学芸員をはじめ、デザイナー、アニメーターなど、さまざまな分野で多くの卒業生が活躍をしています。

将来の職業像
日本画家/模写従事者/文化財修理技術者/佛絵師/アニメーター/デザイナー/舞台美術制作者/映画・TV製作スタッフ/メイクアップアーティスト/スタイリスト/イラストレーター/マンガ家/教員/学芸員/企業就職(企画、制作、広報、営業、販売、事務)ほか
学生作品

SCALE UP

#01 岩見紗衣
伊藤若冲筆・『動植綵絵』より老松白鳳図(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)(現状模写)

SCALE UP

#02 寺前祥之介
森狙仙筆・雨中桜五匹猿図(旧頴川美術館蔵)(現状模写)

SCALE UP

#03 大西佑奈
秘める

SCALE UP

#04 青井咲良
懐旧

SCALE UP

#05 崎原涼奈
よるとあさのあいだ

SCALE UP

#06 竹歳和真
茂績