より高度な表現媒体(素材)や技法の知識を修得することはもちろん、多角的な視点と独創的な思考を獲得し、技巧や領域の枠を超えた普遍的な造形表現を探求します。
自然環境保全やまちづくり、文化遺産の保存といった社会にまつわる諸々の課題や、平面・立体のデザインについてなど、社会とデザインにおける様々なテーマを深く研究します。
表現研究や学術研究の背景には、研究を支える幅広い視野と考える力が必要です。大学院では、基幹科目として各分野別の専門講義科目を多数用意しており、2分野にわたって8単位以上の履修を義務づけています。また、展開科目には分野の壁はなく、自由に履修ができます。そのため、他分野の科目から専門分野との相違点や関連性を理解し、視野を広げることができ、さらには、それを起点として考える力の養成も可能です。分野横断を重視した履修システムから、研究基盤の構築を目指します。
※「2022年度大学院研究科 科目一覧」より