【参加者】
2015年卒業：芸術学部デザイン学科イラストレーションＣクラス
片平あゆみ
倉野紗季希
富永由布子
吉永翔一
【会場】京都嵯峨芸術大学玄関ホール　アートスペース嵐
【展示会期】2016年6月4日(金) - 10日(金)　AM9:00-PM17:00（最終日はPM15:00まで）

【展示会経緯】
毎週同じ実習室でミーティングを行っていた仲間はそれぞれ新しい進路へ進み、社会人１年目を経験しました。新しい環境に刺激を受けたり苦戦したり、学生の時には予想していなかったような景色を見て過ごしています。本当にどうなるかなんて人それぞれで分からないものです。
　私たち 元イラストレーションC領域１期生は「卒業して１年経ったらまたみんなで展示をしよう」という約束をしていました。在学中、このゼミでミーティングをしたり展示をしたりすることに個々必要性や喜びを感じていたのでしょう。卒業は終わりではないという意識を持って、月に１回それぞれの制作状況をLINEで共有し合う関係を継続し、仕事で制作に手をつけられなかったり、話し合いの時間も十分取れなくても、今日のようにまた共に活動することを望んでいました。作品展示は８人中４人となっていますが、他メンバー含む全員の関わりがあって実現した展示なので嬉しさ反面ここにもまた「卒業後」の難しさを感じているところです。
　私たちは卒業して１年後、また皆で集まって展示をするという行為自体が大きいことなんだという意識で一致しています。別々の進路に進んだ仲間が今素直に表現したいと思うものは何なのか、そこにこれ以上の言葉による制約を設ける必要はありません。ナチュラルに各々の卒業1年後を示した作品をご覧くだい。