学校法人 大覚寺学園 嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学

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University Introduction

教員紹介

佐藤 文郎    さとう ふみろう
SATO Fumiro

嵯峨美術大学芸術学部 デザイン学科 教授

佐藤 文郎
担当科目 文芸論A・文芸・近代芸術研究、仏語ⅠA、Ⅱ、教養ゼミ
専門ジャンル フランス文学
学位 博士(文学)
研究および制作テーマ 20世紀初頭にフランスで活躍したアポリネールという作家を中心に、この時代の文学・芸術思潮の変遷を追っています。
学会・団体 日本フランス語フランス文学会会員
絵本学会会員等
メッセージ

大学とは自由な人間同士がともに手をとりあう場だと考えています。教員もまたそのような人間としてキャンパスを歩いています。みなさんも自由に広く考えをめぐらせて、私たちを取りまく世界へのまなざしを獲得していきましょう。

研究および制作活動の概要

【学位】
DEA 1997(パリ第3大学)
博士(文学) 2004(東京大学)

【共同研究】
平成19-20年度科学研究費補助金研究(基盤研究C)「アポリネールの美術評論から見た同時代の美術上の言説およびその変容に関する研究」(課題番号:19520275) 研究代表者
平成21-23年度科学研究費補助金研究(基盤研究C)「ベル・エポック期フランスの美術評論における「新精神」の形成と展開に関する研究」(課題番号:215203540001) 研究代表者
平成21-23年度科学研究費補助金研究(基盤研究C)「アポリネールの文学批評から見たベル・エポック期におけるフランス・モダニズムの諸相」研究分担者
平成24-26年度科学研究費助成事業研究(基盤研究C)「ベル・エポック期の文芸批評におけるモダニスムの形成と展開に関する実証的研究」研究分担者
平成25-27年度科学研究費助成事業研究(基盤研究C)「19世紀末および20世紀初頭のフランス文芸・美術運動における自然観についての研究」
(課題番号:25370387)研究代表者

研究および制作活動の報告
学会発表

『アポリネール作品におけるレアリテの問題 ~ 『チレジアスの乳房』をめぐって』、日本フランス語フランス文学会2003年度春季全国大会(於:獨協大学)

最近の論文

《La réalité dans l’oeuvre d’Apollinaire : Autour des Mamelles de Tirésias》 (『アポリネール作品におけるレアリテの問題:『チレジアスの乳房』をめぐって』)、日本フランス語フランス文学会『フランス語フランス文学研究』84号、2004年、p.170-184.
「鏡のレトリック ~ 『アルコール』、「葡萄月」に見るアポリネール詩の一断面」、国士舘大学『外国語外国文化研究』14号、2004年、p. 49-77.
『鏡と異端 ~ アポリネール表象理論の探究』、課程博士論文(東京大学)、2004年
「『アングル展』をめぐって―『ラントランシジャン』紙におけるアポリネール美術批評への視点(1)」、『紀要』(京都嵯峨芸術大学)34号、2009年、p.14-23.
「芸術的自然観と「新精神」―『ラントランシジャン』紙におけるアポリネール美術批評への視点(2)」、『紀要』(京都嵯峨芸術大学)35号、2010年、p.1-10.
「『異端教祖株式会社』、「瀆聖」にみるメシア像」、『紀要』(京都嵯峨芸術大学)36号、2011年、p.1-9.
「アポリネールの美術評論に見る1900年代のアカデミスムの位置づけ」、『紀要』(京都嵯峨芸術大学)42号、2017年、p.13-17.
「アポリネール作品における惨殺される呪術王」、『紀要』(京都嵯峨芸術大学)42号、2018年、p.13-17.