客員教授
ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで経済学修士、フィレンツェのポリモーダ・ファッション・スクールでラグジュアリー・マネジメント修士、ロンドンの王立芸術学院およびヴィクトリア・アンド・アルバート博物館でデザイン史博士を取得。2020年にパリの高級ジュエリー制作に関する論文で博士号を取得した。研究の一環として、パリ最古の宝飾学校であるジュエリー高等専門学校で3年間ジュエリー職人としての訓練を受け、Place Vendomeのジュエリーハウスのアーカイブで働いた。現在はロンドンで自身のジュエリービジネスを展開しており、王室御用達香水メーカーのFloris Londonなど、王室御用達店舗のためのコレクションを制作している。またグラース香水学校で調香師としての訓練を受けた。2021年より、ロンドン・カレッジ・オブ・スタイルでファッション史の講師を務めている。2023年には東京藝術大学で客員講師を務め、日本の香りの世界を紹介し、お香や香道に目覚めた。現在は、日本の嗅覚文化に関する本を執筆しており、日本の文化における香りと自然とのつながりを探究している。