榊原 太朗 さかきばら たろう
SAKAKIBARA Taro
短期大学部 美術学科 コミックアート分野 コミックアート領域 講師
| 担当科目 |
専門実習Ⅰ・II・Ⅲ・Ⅳ(コミックアート)、専門演習Ⅰ(コミックアート)、アイデアとプレゼンテーション、デザイン基礎演習Ⅱ(キャラクターデザイン) |
| 専門ジャンル |
カートゥーン / イラストレーション |
| 学位 |
学士(芸術) |
| 研究および制作テーマ |
マンガ表現の美術的価値に関する制作と研究
地域出身アーティストによる現代アート展の企画と実践 |
メッセージ
生成AIやデジタル技術の発達により、誰もが容易にイラストや動画を制作できる時代になりました。それにともない、アナログ作画や手仕事による表現、質感や体感を伴う美術作品の価値は相対的に高まっています。一方で、デジタル出力の技術も進み、デジタル作品であっても物質感や立体感を備えたアウトプットが可能になっています。
このように、「どのように作るか」という選択肢はこれまでになく広がっています。そうした状況の中で、多くの人が手がけるキャラクターイラストやマンガ表現の価値を高め、独自性を見出していくにはどのような工夫が必要でしょうか。
容易であるからこそ難しい時代でもありますが、そのおもしろさを大切にしながら、ともに考えていきましょう。
研究および制作活動の概要
ペンやインク、紙といった基礎的な描画材料とマンガ的なデフォルメ表現を手がかりに、作品の美術的価値をどのように広げていけるかを意識しながら制作と研究に取り組んでいる。「カートゥーン」と呼ばれる一コママンガの様式をベースに、明治の浮世絵、昭和の街並み、平成のテレビゲームなど、日本文化の親しみある要素を取り入れた絵画を制作している。
こうした制作を通して先人たちに学びつつ、日本美術の流れに新たな視点を加えることを目指している。
また、地元出身の表現者によるアートイベント「オカベトリエンナーレ」を開催し、地域に根ざした現代アートのあり方や歴史文化とのつながりについて実践を重ねている。
略歴
- 略歴
- 2024 京都芸術デザイン専門学校キャラクターデザインコース 常勤教員
2019 京都精華大学マンガ学部カートゥーンコース 特任講師
2007 京都精華大学芸術学部マンガ学科カートゥーン専攻卒業
1983 静岡県藤枝市岡部町出身
■主な個展
2021 「Grand Master Challenge」(ギャラリー三条祇園・京都市)
2017 「Taro Sakakibara Hitokoma Manga Show」(GALLERY TOMO ITALY / MAG・イタリア)
2017 「榊原太朗のカートゥーン絵画展」(あべのハルカス近鉄本店アートギャラリー・大阪市)
2016 「JAPAN HOMME 日本男装」(フェルケール博物館・静岡市)
■主なグループ展
2026 「鸞翔鳳集Vol.15」(Gallery MUMON・東京)
2025 「清水駅前芸術祭2025」(清水駅前銀座商店街・静岡市)
2022 「オカベトリエンナーレ2022」(岡部宿大旅籠柏屋・藤枝市)
2022 「マンガ ー 野良の芸術 マンガクラス創設50周年記念展」(京都精華大学ギャラリーTerra-S・京都市)
2020 「地球環境とマンガ」展(京都国際マンガミュージアム・京都市)
2018 「オカベトリエンナーレ2018 10年目のシティ」(岡部宿大旅籠柏屋・藤枝市)
2018 「京都府新鋭選抜展2018」(京都府京都文化博物館・京都市)
2017 「はじまりのアトリエ -にわか雨 Act2-」(静岡市文化クリエイティブ産業振興センター・静岡市)
2017 「京都府新鋭選抜展2017」(京都府京都文化博物館・京都市)
2016 「HITOKOMA 詩からマンガまで」(ディオッティ美術館・イタリア)
2016 「HITOKOMA MANGA SHOW」(GALLERY TOMO ITALY / MAG・イタリア)
2015 「オカベトリエンナーレ2015」(岡部宿大旅籠柏屋・藤枝市)
■主な受賞
2022 「第13回アダチUKIYOE大賞」大賞
2017 「京都府新鋭選抜展2017」読売新聞社賞