デザインにはいろいろなスタイルがあります。斬新なデザイン、かわいいデザインや、力強いデザイン。学生の皆さんはどうしても見た目のデザインにこだわってしまいますが、デザインの裏側にある本当のメッセージをちゃんと見つけてほしいと思います。
すべてのことには理由があって、その理由をちゃんと理解して、伝えることが出来れば、人と人とがきっと良い関係を作れる。ただの情報だけではなく、心まで伝えることが出来れば、デザインは本当に幸せな仕事になるのです。
京都嵯峨芸術大学の人間関係を重視した教育環境が、デザインを学ぶには良い環境だと感じています。人がいて、生活があって、コミュニケーションが生まれる。教員と学生、学生と学生、そして地域の人と向き合うところからデザインを始めると「幸せなデザイン」が生まれるような気がします。
京都嵯峨嵐山という恵まれた環境で、本当に価値のある心のコミュニケーションを追求していきましょう。