第86回 縄文人の美意識-京都市内出土遺物の観察から- ※終了しました
約1万2千年前から始まる縄文時代の人々は、縄や棒などの道具を使って様々な文様を土器に描きました。また、石にも文様を線刻し、色合いの美しい石からは装飾品を作っています。これら遺物に現れた縄文人の「美意識」は、時を経るごとに変化しました。このことを京都市内から出土した遺物を通して概観していきます。
講師プロフィール
近藤 奈央(こんどう なお) 財団法人京都市埋蔵文化財研究所
財団法人京都市埋蔵文化財研究所に勤務。
縄文土器に魅せられ、常々縄文時代の遺跡を発掘調査したいと思っているが、京都市内では数えるほどしか確認されていないため、調査する機会がなかった。ところが、数年前に縄文時代遺跡の調査を行うことができ、ここ数年は京都市内で確認された縄文遺跡をどのように生かしていこうかと模索中。
http://www.kyoto-arc.or.jp/
