第85回 美の計測 ※終了しました
「人間の目」は優秀である。色と形の情報を同時に処理できる。しかし、認識できる光の範囲は限られ、分解能にも限界がある。それを補ってくれるのが「デジタルの目」である。「人間の目に非現実的な実在の世界」をデジタルの目は可能にしてくれるが、改めて人間の目が理解できて初めて評価される成果となる。すなわち、データのインプットとアウトプット双方の技術が重要なのである。さらに、デジタルの世界を現実のモノの世界にもう一度戻すと、古代のモノづくりが時空を超えて蘇る。京都国立博物館を介して、デジタル化のさまざまな最新技術のコラボレーションが新たな視座を生みだした。
そして、そこでみえてくるものは?はたして美は計測されたのだろうか?
そして、そこでみえてくるものは?はたして美は計測されたのだろうか?
講師プロフィール