学校法人 大覚寺学園 嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学

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連続公開講座 京の美意識

第3回 京の織 ※終了しました

講 師
北村 武資氏(重要無形文化財保持者)
日 時
2005年1月22日(土)
14時00分~ ※30分前開場
会 場
G401教室(罧原キャンパス有響館4F)
古代の織の技術「羅」「経錦」を復元し、重要無形文化財保持者に認定された北村武資氏をお招きします。
講師プロフィール
北村 武資(きたむら たけし) 重要無形文化財保持者

1935年京都生まれ。
15歳の時から西陣で働き、さまざまな織物技術を修得の後、20代後半に創作を志すようになる。
1972年、中国・湖南省、馬王堆漢墓から発掘された文物に触発され、中国より伝来し、飛鳥・奈良時代に織られていた「羅」と「経錦」の研究と復元に取り組む。とりわけ「幻の織物」とされてきた網目状に組織される綟り織の「羅」に心を奪われ、体験を重ねて来た織技術を駆使して、現代に再現することに成功する。
1996年「羅」で、2000年には「経錦」で重要無形文化財保持者に認定される。さらに1996年紫綬褒章、1999年京都芸術文化功労賞を受賞。2000年には京都市文化功労者表彰を受けている。

北村 武資