1928年(昭和3年)京都に生まれる。
天保3年(1832年)創業の植藤造園の16代目。代々、藤右衛門を襲名し、14代目から全国の桜を調査。3代にわたる成果を『さくら大観』、『京の桜』(いずれも紫紅社刊)にまとめる。造園や桜植栽の仕事でフランス、ドイツをはじめ、世界各国を訪問。京都の円山公園の桜、蹴上インクライン、ドイツ・ロストックの桜など、内外の桜を育てている。1997年(平成9年) パリやニューヨークなど世界各国に日本庭園を手がけた功績が認められ、ユネスコ本部から『ピカソ・メダル』を受賞。1999年(平成11年) 勲五等双光旭日章を受章。
現在、財団法人日本さくらの会副会長を務める。
【著書】『桜のいのち 庭のこころ』(草思社)、『櫻よ』(集英社)、『木と語る』(小学館)などがある。