第26回 錦の庖丁屋 ※終了しました
有次は永禄3年(1560年)藤原有次により刀鍛冶として創業されました。錦市場に店を構えて25年、京都の伝統的な文化を刃物を通して職人と共に支えてこられました。その物造りに携わってこられた寺久保進一朗氏の心には、「道具を大切にする心を伝えたい」という庖丁屋の責任としての想いが託されています。強く、美しく、最高の切れ味を持つ庖丁を造られてきた寺久保氏に、道具本来の在り方についてお話いただきます。
講師プロフィール
寺久保 進一朗(てらくぼ しんいちろう) 株式会社 有次 代表取締役社長
1939年(昭和14年) 京都に生まれる。
1956年(昭和31年) 有次18代目として家業を受け継ぐ。
1981年(昭和56年) 「京都の台所」として知られる錦市場に営業店を移転する。
【株式会社 有次】
永禄3年、藤原有次が鍛冶職を始め、御用鍛冶として長く京都御所に出入りする。明治頃からは、料理庖丁や料理道具、鍋など「心根」の入った手造品を造り続けている。「よい道具は、人を育て、しあわせにする」が信条。 店頭で販売している料理道具は庖丁百数十種類、鍋やぬき型などの道具を加えると約四百種類にのぼる。また、「錦市場へ恩返しを」との想いから、錦店では「研ぎ教室」「料理教室」なども開講している。
