学校法人 大覚寺学園 嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学

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連続公開講座 京の美意識

第29回 伝統と現代 ※終了しました

講 師
藤間 勘吾氏(舞踊家)
日 時
2007年12月8日(土)
14時00分~ ※30分前開場
会 場
G401教室(罧原キャンパス有響館4F)
藤間流名取であり、「吾扇会」を主催される藤間勘吾氏をお迎えし、伝統芸能の粋とも言える日本舞踊の世界についてお伺いします。また、生活様式の変化によって、かつてはごく当たり前だった動作が、昨今普通に出来ない若者が増えている現実を稽古を通して実感される同氏。舞台上での立振舞に加え、日本に伝わる生活の中の素晴らしい所作、動作についてもお話いただきます。
講師プロフィール
藤間 勘吾(ふじま かんご) 舞踊家

1940年(昭和15年) 石川県金沢市に生まれる。
その後、3歳より日舞の手ほどきを受ける。1958年(昭和33年) 日本画家・金島桂華師宅で画室を手伝いながら、祇園・藤間勘五郎師に入門。翌年より内弟子として映画の仕事や舞台の振付の勉強をする。1961年(昭和36年) 藤間流名取として、藤間勘吾を名のる。1970年(昭和45年) 京都に居を移し、吾扇会を主催する。1979年(昭和54年) 人間国宝の六世 藤間勘十郎師に入門、歌舞伎舞踊の真を学ぶ。2005年(平成17年) 京都市芸術文化協会賞受賞。第五回吾扇会主催。2006年(平成18年) 京都市芸術文化協会理事に就任。国立劇場「藤間会」にて、四季の山姥を踊る。

藤間 勘吾