学校法人 大覚寺学園 嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学

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連続公開講座 京の美意識

第37回 映画に於ける美術の位置づけ ※終了しました

講 師
井川 徳道氏(美術監督)
日 時
2008年11月15日(土)
14時00分~ ※30分前開場
会 場
G401教室(罧原キャンパス有響館4F)
美術工芸に携わる職人達を中心にした町並復興と山鉾巡行への見事なエネルギーを描いた「祇園祭」(山内鉄也監督)、宮尾登美子氏原作による京都の女流日本画家上村松園氏の精神力そして技術に挑む姿勢に感動を受ける「序の舞」(中島貞夫監督)。この対照的な二作品を取り上げ、美術監督の井川徳道氏にお話いただきます。この二作品の映像美にご注目ください。
講師プロフィール
井川 徳道(いかわ のりみち) 美術監督

1929年(昭和4年) 京都に生まれる。京都市立美術専門学校(現:京都市立芸術大学)卒業。
1952年(昭和27年) 綜芸プロを経て、近代映画協会 美術に入る。
1954年(昭和29年) 東映京都撮影所 美術デザイナーとしてフリー契約。
以降、娯楽時代劇を中心に約135本の劇場用映画を担当。 大阪芸術大学 映像学科非常勤講師を経て客員教授。(元)松竹京都映画塾講師を務める。
2003年(平成15年) 旭日小授賞を受賞。 優れた映画・テレビのスタッフに贈られる増谷賞受賞。 現在、日本映画美術監督協会副理事。

【主な作品】 (映画) 『十三人の刺客』(64年)、『祇園祭』(68年)、『魔界転生』(81年)、『序の舞』(84年)、『残侠』(98年)その他多数。(テレビ) 影の軍団シリーズ、暴れん坊将軍シリーズ、遠山の金さんシリーズ、水戸黄門シリーズその他多数。

井川 徳道