学校法人 大覚寺学園 嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学

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連続公開講座 京の美意識

第48回 京真田紐の秘密と使い方 ※終了しました

講 師
和田 伊三男氏(京真田紐師)
日 時
2009年12月19日(土)
14時20分~ ※30分前開場
会 場
G401教室(罧原キャンパス有響館4F)
桐箱や荷物・武具等につけられている平たい織紐、それが真田紐。真田紐の柄には実は茶道具・武具においてそれぞれの人・流派・使用目的によって決められた柄の真田紐「習慣紐・約束紐」があります。今回は真田紐の歴史をはじめ、利用の歴史・特徴や組紐との違い・真田紐の柄の秘密についてお話いただきます。
講師プロフィール
和田 伊三男(わだ いさお) 京真田紐師

1966年(昭和41年) 十四代指物師 江南伊三郎と十三代千家十職塗師 中村宗哲(元斎)次女孝子(十四代真田紐師江南)の間に京都で生まれる。
St.Francis prep school(米国・ペンシルベニア州) 卒業。
在学中に、スコラスティック・アートアワード ゴールドメダル6回、ブルーリボン賞1回受賞。ナショナル・ファイナリスト受賞。ペンシルバニア州州立美術展選出出品、米国連邦議会美術展招待出品他
ボストン美術館付属美術大学( 米国・マサチューセッツ州ボストン) 卒業。
在学中に、各現役美術家講師に油絵・水彩画・写真・彫刻・陶芸等を学ぶ。

1989年(平成元年) 伊勢神宮式年遷宮に伴い帰国。帰国と同時に家業に就き全国の販売店を巡ると共に伊勢神宮式年遷宮製作品作製に従事
十四代江南 和田伊三郎 入院・死去に伴い十五代目江南継承。

【出演・寄稿】
NHK「京の年末歳時記」、KBS京都「キョウトクチュール」、「京都検定」、「京のいっぴん」他民放各局TV番組。
表千家『同門』に真田紐特集寄稿。裏千家『和(なごみ)』・『淡交』真田紐・組紐特集寄稿。淡交社刊『茶の結び緒』、月刊『和楽』真田紐特集
その他、雑誌寄稿・TVラジオ出演(表参道ヒルズ・ダンヒルCMなど)。

和田 伊三男