第49回 神主残酷物語 ※終了しました
室町時代、火災により焼失した社殿を足利義満によって直ちに再建された平岡八幡宮。その後、江戸末期に社殿が修復され、神殿天井の44枚の板に極彩色の花絵が描かれました。平岡八幡宮に代々伝わる、弘法大師、足利義満、花の天井、椿…等について宮司の佐々木俊輔氏にお話いただきます。神社というフィルターを通して現代日本人が忘れてしまった宗教と美意識をともに考えましょう。
講師プロフィール
佐々木 俊輔(ささき しゅんすけ) 平岡八幡宮 宮司
1956年(昭和31年) 京都に生まれる。
1974年(昭和49年) 立命館高等学校卒業。
1975年~1984年(昭和50~59年) ばっくすばにい、尾崎亜美、郷ひろみ、鈴木茂、大村雅朗のマネージャーを務める。
1955年(昭和60年) 平岡八幡宮 権宮司就任。
2001年(平成13年) 平岡八幡宮 宮司就任。
平岡八幡宮にて、「歌舞伎役者浮世絵展」、「獅子展」、「椿を愛でる会」を開催。
2006年(平成18年) 足利義満 再建六百年
2009年(平成21年) 弘法大師 創建千二百年、花の天井拝観二十周年を迎える。
【平岡八幡宮】
高雄山神護寺の守護神として、弘法大師が平安初期に自ら描いた僧形八幡神像を御神体として、宇佐八幡より勧請、創建された、山城国最古の八幡宮。