学校法人 大覚寺学園 嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学

検索

連続公開講座 京の美意識

第63回 京の塗師屋まだ四代目 ※終了しました

講 師
橋口 俊之氏(塗師・本学卒業生)
日 時
2011年7月9日(土)
14時20分~15時50分 ※30分前開場
会 場
G401教室(罧原キャンパス有響館4F)
漆を使っての塗装も近代から現代において、技法、道具、漆も少しずつ変わってきています。当家は京都では、まだ新参者の塗師屋ですが、「井の中の蛙」のたとえの様に、新しい技法もあまり知らず、昔ながらの塗師屋だと思います。主に茶道具を作って参りましたが、漆芸品の塗装製作過程と、私が見聞きした京都の美を作ってきた京都人の話をさせて頂きたいと思います。
講師プロフィール
橋口 俊之(はしぐち としゆき) 塗師・本学卒業生

1953年 京都市生まれ。
京都市立日吉ヶ丘高校 漆芸科卒業。
嵯峨美術短期大学(現 京都嵯峨芸術大学短期大学部)インテリアデザイン専攻科修了。
インテリアデザイン科副手を経て、現、漆匠・橋口宗榮4代目を継ぐ。


【漆匠 橋口宗榮】
福井、丸岡城お抱えの塗師屋が、明治に京に出て、木村表斎の一番弟子、表哲を名のる。
後に古儀茶道藪内流の門弟となり、漆匠・宗榮の名を頂く。

橋口 俊之