附属博物館の所蔵品より、錦 義一郎によって描かれたデッサン・クロッキーを紹介します。
1898年に朝鮮半島で生まれ18歳の時に京都に出て京都市立絵画専門学校で日本画を学んだ錦 義一郎。
卒業後は洋画に転向し関西美術院で黒田重太郎らに師事した後、二科会会員となって活動を続けました。
その後も京展の審査員を務めるなど、錦は京都の洋画の展開において重要な役割を果たした人物といえます。
本展では、女性・風景・花などをモチーフとした63点の作品を展覧します。
作家の視点や視線が生々しく反映された、鉛筆で描かれた選ばれし線の魅力を感じていただけると幸いです。