学校法人 大覚寺学園 嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学

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本学名誉教授・泉地靖雄先生の回顧展が開催されます。

本学名誉教授・泉地靖雄先生は、1978年に本学の前身である嵯峨美術短期大学に着任以来、2004年に退職されるまでの26年間、多くの学生の指導に尽力され、本学の洋画領域の礎を築かれました。
このたび、京都府立文化芸術会館にて、下記の日程で先生の回顧展が開催されることになりました。
先生の作品約60点が出品されます。
ぜひ、ご高覧ください。

開催期間 : 2013年11月19日(火)~24日(日) 10:00~18:00
        19日17:00からオープニングパーティー開催
開催場所 : 京都府立文化芸術会館 1・2階展示室
        http://www.bungei.jp/index.shtml
主  催 : 泉地靖雄回顧展実行委員会
後  援 : 京都市、京都新聞社、京都市立芸術大学美術学部同窓会、京都嵯峨芸術大学


【泉地靖雄回顧展に寄せて】
京都嵯峨芸術大学名誉教授である泉地靖雄先生は、嵯峨美術短期大学在任中、とくに美術教養コースの専門教育にあって、当時としては斬新ともいえるテンペラ画法を取り入れるなど、本学の絵画理論の教育面はもとより高度な専門技能の養成にも尽力されました。また、多くの学生が出品する公募団体への作品指導も意欲的かつ妥協のない指導であったと記憶しています。まさしく、現在の洋画領域の礎を築かれた一人といえましょう。また一方、日本有数の絵画団体である二紀会においては、関西支部長を務められるなど、若き芸術家を発信する文化力にも貢献されました。その泉地先生の回顧展が、このたび、本学短期大学時代に教職課程を担当されていた奥様でもある泉地道子先生が中心となり「泉地靖雄回顧展」として開催されることとなりました。心よりお祝い申し上げるとともに泉地絵画の全貌を概観できる本格的な展覧会が開催されることに深い意義を感じる次第です。77年の生涯にわたり、こよなく絵画を愛し、病床にあっても絵筆を放すことなく最後まで描き続けた先生の絵描き魂には感服するばかりです。ぜひ多くの方々がこの展覧会で先生の生き様を体感くださればと強く願うものです。本展覧会の開催にあたって、ご尽力いただいた実行委員会をはじめ関係機関、ご協力いただいた諸先生方にあらためて敬意を表するとともに、多くの皆様に泉地先生の多彩な作品をご高覧賜りますことを願ってやみません。
                   京都嵯峨芸術大学学長 森本 武
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