学校法人 大覚寺学園 嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学

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本学オリジナルグッズのデザインコンペの最優秀賞、優秀賞が決定しました。

 先般より募集しておりました本学オリジナルグッズのデザイン案につきまして、選考委員による厳正な審査の結果、最優秀賞に大谷智子さん(専攻科デザイン専攻1回生)、優秀賞に小林真緒美さん(卒業生、サガ・クリエイターズクラブ会員)のデザイン案が決定いたしました。
 これから大谷さんのデザイン案をもとに、本学オリジナルグッズとして製品化してゆきますので、皆さん、ご期待ください。
また、今回のコンペにご応募してくださった皆様、ありがとうございました。

【審査講評】
 今年は昨年よりも応募数が少なく心配しましたが、一点一点の内容が濃く、審査は難航しました。審査の基準は、①芸大らしいもの、②かさばらず、重くないもの、③高校生に喜ばれるもの、ですが、製品化が目標なので予算に収まるかどうかも重要な条件であることは言うまでもありません。
 絵をみているだけで楽しく、作ってみたいと感じるアイディアがいくつもありましたが、製造コストがネックになり採用できないものもいくつかありました。
 最優秀の大谷さんの作品は、種々の画材をモチーフにした付箋のアイディアに新鮮味があること、大がかりな生産設備が必要ないこと、今後の展開や組合せに自由度があること、男女を問わず好まれることなどが好感し採用にいたりました。しかし審査員を魅了し、説得したのは作者の画力です。「この人の絵をあしらえば必ず楽しいグッズになる」と絵を通して予感させた作者の楽しいイラストを描く力が採用の決定打になりました。
 優秀賞には今回はじめて門戸がひらかれた本学卒業生の小林さんのアイディアが選ばれました。応募用紙を見て、審査員一同「これ欲しいよね」を口にした案です。圧縮タオルは携帯性、利用頻度の高さ、プリントデザインの展開可能性など多くのメリットを感じました。社会人だけあって、製品化する際の業者の情報も盛りこまれ隙のない応募案でした。昨年、サガクリエイターズクラブが設立され、各界で活躍する卒業生が母校のために今後も知恵を出してくれることを願います。
 これから大谷さんのアイディアをもとに業者を選定して製品化する作業に入ります。製品化には様々なハードルが待ちかまえていますが、オープンキャンパスで来場者の驚き喜ぶ表情を心に描きながら、大谷さんと一緒に楽しいグッズを実現しますので、関係のみなさんの協力をお願いして講評とさせていただきます。

 2014年9月25日

 オリジナルグッズデザインコンペ選考委員長 楠林 拓(芸術学部デザイン学科)
                 選考委員 江村 耕市(芸術学部デザイン学科)
                      大畑 真也(短期大学部デザイン分野)
                      坂田 岳彦(短期大学部デザイン分野)
                      松本 昇(事務局入学広報G)
本学オリジナルグッズのデザインコンペの最優秀賞、優秀賞が決定しました。0

最優秀賞 大谷智子さん(専攻科デザイン専攻1回生)

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優秀賞 小林真緒美さん(卒業生 サガ・クリエイターズクラブ会員)