芸術学部大森正夫教授が「京大建築100周年記念コンペ」にて受賞しました。
このコンペは、京都大学工学部建築学教室の創立100周年記念事業として『これからの街の遺伝子』をテーマに、これからの街をつくる元になる考え方を含んだ建築案をアイデア部門と実作部門で募集したものです。
応募案は、京大建築会会員の大森教授と嵯峨美大卒業生6名(高橋里枝、山本真由美、杉本典子、達富弘恵、末留三千恵、宇野由希恵)が10年掛かりで制作し、2011年に完成披露した「〜やまと絵で描く日本の原風景〜嵯峨八景図屏風」です。
表彰式とプレゼンテーションは、2021年8月28日、オンラインでの「京都大学工学部建築学教室創立百周年記念式典」にて行われました。

「近代以降の都市計画や建築設計が見失っている日本人の原風景を絵画手法で視覚化したものだったので、そこに込められた世界観を理想郷として見直す機会になればと応募しました。応募対象者は、京大建築会会員(出身者、在学生、元教員等)でしたので、一般公募とは異なる精度の建築作品が並ぶ中、唯一の美術作品をどのように審査するのかに注目していたのですが、1次審査で上位8点に選ばれ、YouTube配信での公開審査会にて審議された結果、『佳作』入賞となりました。」(大森正夫教授)

http://100th-compe.archi.kyoto-u.ac.jp/index.php/our-history-2/ 
http://100th-compe.archi.kyoto-u.ac.jp/#judge

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