8月14日(土)・15日(日)、ロームシアター京都にて0歳からの子供と保護者の方を対象としたイベント「夏休みは思いっきり劇場で遊ぼう! プレイ!シアター in Summer2021」が開催されました。
このイベントは、今年で5回目を迎え、“気軽に遊べる劇場”として、劇場を満喫できるオーケストラのコンサートや落語、ワークショップやマルシェなどのプログラムが盛りだくさんの2日間となりました。
今年は、本学と連携協定※1を結ぶ京都市動物園から「動物園を身近に感じてもらえるようなワークショップを共同実施してほしい」との依頼を受け、嵯峨美術大学芸術学部デザイン学科グラフィックデザイン領域3年次生の学生と池田泰子教授が参加しました。

ワークショップは「どうぶつマスクプロジェクト※2」と題して、参加者の方には、京都市動物園と協力して作成した資料を参考にしてもらいながら、紙マスクにツシマヤマネコやニシゴリラなど京都市動物園にいる8種類の動物たちの顔を、ペンやクレヨンで自由に描いてもらいました。参加された方には、学生が制作した動物ポストカード(全16種類)のプレゼントもあり、喜んでいただけました。
会場に展示された学生による迫力満点の動物立体作品(全12点)も大好評を博し、たくさんの方々が作品の前でオリジナルのマスクを着けて記念撮影をされていました。コロナ禍で課外活動や作品展示の機会が制限されている中、制作した作品が多くの方の目にふれ、楽しんでいただける貴重な経験となりました。
“美の術”が子供たちと動物をつなぎ、人と人との気持ちを繋ぎあわせることができると信じて、今後も積極的に活動に取り組んでまいります。(社会連携・研究支援グループ)


※1本学は 2019年7月より「京都市動物園と嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学との教育及び研究に関する協定書」を締結し、本イベントは項目(1)人材育成及び事業協力等を通じた相互の文化芸術を中心とした学術交流に関する事項に相当します。
※2「どうぶつマスクプロジェクト」とは、新型コロナウイルス感染症対策のため、自宅で過ごすことが多くなっている子供たちが、京都市動物園の動物を身近に感じながら楽しく過ごし、不足しがちなマスクの確保やマスク着用の習慣付けに役立てていただくことを目的に2020年5月より京都市動物園と嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学(池田泰子・江村耕市・竹内オサム)で立ち上げたプロジェクトです。
*2日間(8月14日(土)・15日(日))のワークショップ参加者数 約550名(入場者数 約750名)

8/14・15 芸術学部デザイン学科の池田泰子教授と在学生がロームシアター京都でワークショップ「どうぶつマスクプロジェクト」を実施しました。0

デザイン制作:田中ゆりなさん(写真左)

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(撮影:山地憲太)

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