嵯峨美術短期大学デザイン分野2年次の伊藤 明日香さんが、一般社団法人照明学会主催の「2021年 学生照明デザイン競技」において入選しました。おめでとうございます！
「２０２１年 学生照明デザイン競技」は一般社団法人照明学会関西支部が、関西エリアの短大、大学院で学ぶ学生を対象に開催し、LED光源を用いた照明器具の設計・デザイン・機能企画の多岐にわたる提案を求めるものです。今回のテーマは「あなたやあなたの大切な人の為の空間にほしいあかり」でした。
入選作品名「ガラス製ランプ 氷晶」
「友人や家族との会話の時間に優しい光を灯す氷晶。氷晶から広がる優しい光は柔らかな影を生み出します。ライトの上には加工したガラスを乗せて上から覗き込んでも楽しい照明にしました。間接照明として使用してもテーブルの上に置いてメイン照明としても使用できます。この氷晶からリラックスできる空間が広がります。」
審査員講評
「光のゆらぎの面白さを、ガラス制作する中で発見し、それを形に組み上げた作品である。
偶然性の伴う光効果部分もあるが、ガラス制作体験から把握した光ゆらぎの具合や、優しい風合いをうまく形に整理してゆく姿勢が評価された。
多角形状に立てられたフュージングガラス上部によって、ゆらぎのある光にエッジが生まれてしまうが、上部に新たなガラスを乗せる打開策以外でその点への造形的対処を考察してゆけば、当該作品の更なる昇華につながると思われた。」
