京都の夏の風物詩として親しまれている「京都五山送り火」の協賛ロゴマークの制作を、京都五山送り火協賛会および京都市観光協会と連携して、嵯峨美術大学芸術学部デザイン学科グラフィックデザイン領域(担当:池田泰子教授)の2・3年次生28名が授業の課題として取り組みました。
選考の結果、約80作品の中から藤田大樹さん(3年次生)の作品が最優秀賞に選ばれました。
藤田さんの作品は、京都五山送り火、京都の街の碁盤の目、そして市内を流れる京の川(鴨川)をモチーフにしており、掛け軸に描かれた風景画のように表現することで、伝統と歴史を感じさせるデザインとなっています。
2022年7月27日(水)、本学にて表彰式が行われ、京都市観光協会より表彰状と記念品が贈呈されました。
今後、ロゴマークは、京都五山送り火の保存・継承の普及啓発・理解促進を目的として、ホームページや店頭掲示物等に用いられるほか、土産品等の商品、広告宣伝物等に活用されます。
京都の歴史ある伝統行事に、ロゴマークのデザイン制作として参加させていただき、大変貴重な経験となりました。

2022年の送り火は8月16日(火)に3年ぶりに本来の形で実施される予定です。

京都五山送り火協賛会および京都市観光協会と連携して「京都五山送り火協賛ロゴマーク」を本学学生が制作しました。0

京都五山送り火協賛ロゴマーク 最優秀賞作品(デザイン制作:藤田 大樹)

京都五山送り火協賛会および京都市観光協会と連携して「京都五山送り火協賛ロゴマーク」を本学学生が制作しました。1

2022年7月27日(水)表彰式の様子