嵯峨美術大学大学院芸術研究科2021年3月修了の勝木有香さんが、CANDYBAR Gallery(京都)で個展「LETTING GO OF BALLOON」を開催されます。

勝木有香 個展「LETTING GO OF BALLOON」
会期:2023年12月2日(土)~12月24日(日)
   Open 13:00-19:00
   Close sun / mon  ※12月3日(日)、12月24日(日)はオープンいたします。
   作家在廊予定 12月2日(土)、12月3日(日)
会場:CANDYBAR Gallery
   京都市東山区弁財天町19 Ygion 2F

「私は主にある方向に動くことで変化する形や曲線、リズム感に興味があり、それらを追ってしまいます。日常を過ごす中で、それらを意識していると活発さや原動力、たまに壮大さに押し流されるような感覚を持ち、その感覚を断面的に切り取ると様々なレイヤーの中に「動き」が見えてきます。この「動き」を重要視しながら可視化させるため、いくつものセル画で構成されているアニメーションの中にもこの感覚の力を持っているのではないかと可能性を感じ、最近はそれらを素材・モチーフとして制作しています。アニメーションの中のキャラクターがリズミカルに動くことで変化する、柔軟性のある形や曲線などをトレースし、さらに塗りつぶす、消す、重ねるなど画面上でまた新たな「動き」を再構成していきます。これらが目の前に現れた時、どのような存在として受け入れられるのかについて制作しています。
今回の展示「LETTING GO OF BALLOON」というのは「風船を手放す」という意味です。
空気の入った風船を手放すと、内からの空気が勢いよく外に吐き出され、予想外の方向に移動する場合もあれば、風船の口が閉じていると、外からの力によってフワフワと自由に動くというように、今回展示する作品たちは、手放された風船のように気づけばあらゆる形や方向に移動、変化しているような瞬間の素材・モチーフとして集め、表現しました。

勝木有香」

12/2~24 卒業生の勝木有香さんが、CANDYBAR Gallery(京都)で個展「LETTING GO OF BALLOON」を開催されます。0