「愛宕古道街道灯し」は、茅葺屋根の家や歴史ある社寺が残る愛宕神社一の鳥居(平野屋)から嵯峨釈迦堂清凉寺までの旧愛宕街道約2kmを、大小800基ほどのさまざまな行灯で幻想的に彩ります。これらの行灯は、嵯峨野保勝会と本学の学生サークル・竹造が中心となり、地元の方々や小中高校生と共に毎年制作しているものです。
点灯時間は18:00~21:00。
23日18:30より、愛宕神社一の鳥居で子ども達による点灯式が行われます。

●祭りの概要
「愛宕古道街道灯し」は、瀬戸内寂聴氏と嵯峨野保勝会、京都嵯峨芸術大学が共に作り上げてきた祭りです。
 化野念仏寺千灯供養への来訪者を迎え入れるため、地域の地蔵盆を盛り上げるため、古い町並みが残る街道沿いに、手作りの小さな灯籠の灯りを点したのがはじまりです。この灯りは年々大きくなり、子どもからお年寄りまで多くの方々と作る行灯が、いまでは大小800基ほど灯るお祭りになりました。(大きなものは高さ10m近くになります。)百年後も続く祭りであるように、みんなでゆっくりと続けていきたいと思っています。
 18回目となる本年も、東北復興への祈りが多くの行灯に描かれています。そうした想いをみんなで感じながら、奥嵯峨の幻想的な風景の中での静かな時間をお過ごしください。
(「愛宕古道街道灯し 2013」パンフレットより抜粋)

愛宕古道街道灯し(あたごふるみちかいどうとぼし)が、今年も8月23日(金)から25日(日)まで開催されます。0