京都国際マンガ・アニメフェア2020で、嵯峨美術大学芸術学部デザイン学科安齋レオ教授とキャラクターデザイン領域在学生が「KAMINO絵師展」を開催します。

会期:2020年9月19日(土)~9月20日(日) 9:00~17:00(20日は16:00まで) ※入場は終了の30分前まで
会場:みやこめっせ 京都市左京区岡崎成勝寺町9−1

本展示は吉本興業株式会社が運営するラフ&ピースニュースマガジンでも紹介されています。
https://laughmaga.yoshimoto.co.jp/archives/104608?_ga=2.197066092.1196276038.1600049150-819880053.1600049150

安齋レオ教授メッセージ
「このたび、嵯峨美術大学芸術学部デザイン学科キャラクターデザイン領域の学生作品による『KAMINO絵師展』を開催いたします。
平安の都を顧みる時、欠かせない場所に嵯峨美術大学の母体でもある旧嵯峨御所大本山大覚寺があります。
大覚寺は般若心経の根本道場としても有名ですが、いけばな発祥の花の寺としても知られ、「いけばな嵯峨御流」の総司所でもあります。
平安時代、時に弘仁9年(818)の春、世に大飢饉による疫病が広まり多くの人々が大変な苦しみを受けていた折に、帝であられた嵯峨天皇は真言宗の宗祖である弘法大師・空海の勧めで、般若心経一巻を浄写し奉られました。
霊験がたちまちに顕れ、人々に平安がおとずれたと伝わっています。
『KAMINO絵師展』は、この由縁をもって企画されました。「KAMINO」とは嵯峨天皇の諱である神野(かみの)から名付けられています。
そして、作品のテーマを、「旧嵯峨御所大本山大覚寺」「いけばな嵯峨御流」「嵯峨菊」の3つとし、学生それぞれがそれぞれにテーマを解釈し、それぞれのアプローチで作品に仕上げました。
嵯峨美術大学キャラクターデザイン領域ではデジタル作画教育に力を入れており、CLIP STUDIO、Photoshop、Illustratorなど多くのドローイングソフトを使用して作品を制作しています。
ぜひこの機会に歴史文化に思いを馳せながら新たな世界へとイメージを広げる学生作品をお楽しみください。
最後となりましたが、KAMINO絵師展の開催にご協力賜りました各関係機関ならびにご尽力いただきましたすべてのみなさまに衷心よりの感謝を申し上げます。」

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