京都市観光協会が運営する二条城売店では、これまでお土産入れとして、プラスティック製レジ袋や紙製の小袋を使用していましたが、環境配慮の関心が高まる中、レジ袋に替わるものとして、二条城をPRするのにふさわしい、オリジナルデザインの紙製手提げ袋(ショッパー)の制作が決定しました。
今回、嵯峨美術大学デザイン学科2・3年次生の授業の一環としてデザイン制作に取り組み、学生によるプレゼンテーションと選考会を経て、最優秀賞1名、優秀賞2名が選出されました。

【最優秀賞】 ショッパーデザイン
 和田 真波さん(デザイン学科 3年次生)
【優秀賞】 包装紙デザイン
 奥山 凜さん(デザイン学科 3年次生)
 飯田 理沙さん(デザイン学科 3年次生)

11月15日(月)、二条城においてデザイン採用表彰式が開催され、ショッパー、包装紙の実物がお披露目されました。
学生がデザインしたショッパー、包装紙は11月15日から二条城売店において取り扱いがスタートしています。ショッパーについては売店で1,000円以上購入された方に配付、または1枚50円で販売されています。包装紙については商品のサイズにあわせてラッピングに使用されます。
この他に、今回、授業で取り組んだデザイン作品は二条城売店内に展示されています(11月21日 8:45~16:00まで)。ぜひお立ち寄りください。デザインを学ぶ学生ならではの視点で京都市観光協会の方々と共に作り上げたショッパー、包装紙をお手に取ってお楽しみください。

嵯峨美術大学デザイン学科の学生が、京都を代表する世界遺産「元離宮 二条城 」の売店で使用するオリジナルショッパー等のデザインを制作しました0

左から奥山凜さん、和田真波さん、飯田理沙さん

嵯峨美術大学デザイン学科の学生が、京都を代表する世界遺産「元離宮 二条城 」の売店で使用するオリジナルショッパー等のデザインを制作しました1

ショッパー、包装紙

嵯峨美術大学デザイン学科の学生が、京都を代表する世界遺産「元離宮 二条城 」の売店で使用するオリジナルショッパー等のデザインを制作しました2

二条城売店内学生作品展示風景