「愛宕古道街道灯し(あたごふるみちかいどうとぼし)」は、1996年(平成8年)に嵯峨野保勝会と瀬戸内寂聴さんが立ち上げられたお祭で、毎年8月の下旬に、愛宕神社の一の鳥居(京都市右京区嵯峨鳥居本)から嵯峨釈迦堂(清凉寺)までの旧愛宕街道に近隣地域の子供をはじめとした様々な有志が手掛けた行灯(あんどん)を並べ、古きよき奥嵯峨の街道を演出するという催しです。
行灯制作については、嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学の西原秀倫(にしはら・ひでみち)附属芸術センター研究員が指導を担当し、学生サークルの竹造(たけぞう)に所属する学生が制作補助を担当しています。嵯峨野保勝会から京都嵯峨学園の学校(嵐山小学校・嵯峨小学校・広沢小学校・嵯峨中学校)にお声掛けし、制作の協力をいただいています。嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学の研究員・学生による指導のもと、行灯制作ワークショップを実施し、毎年個性豊かな色とりどりの行灯が完成しています。ぜひご覧ください。

「愛宕古道街道灯し」
期間:2022年8月27日(土)~28日(日) 18:00~20:30
場所:愛宕神社の一の鳥居~嵯峨釈迦堂までの旧愛宕街道にて(今年度は規模を縮小し、京都市嵯峨鳥居本 町並み保存館の周辺を中心に展示予定)
主催:嵯峨野保勝会
協力:嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学、京都嵯峨学園(嵐山小学校・嵯峨小学校・広沢小学校・嵯峨中学校)、北嵯峨高校、右京区児童館、その他(開催年によって異なる)


8/27~28 嵯峨鳥居本で行われる「愛宕古道街道灯し」に嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学の学生が行灯制作で協力しています。0

制作中の行灯

8/27~28 嵯峨鳥居本で行われる「愛宕古道街道灯し」に嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学の学生が行灯制作で協力しています。1

学生達による制作風景