「Prayer」
池上 恵一
Keiichi Ikegami
2025.5.17(sat) - 2025.6.14(sat)
13:00 - 19:00 日曜・祝日休廊
Closed on Sunday and National Holiday
■ Opening Party & Talk Event
2025年5月17日 (土) 18:00 - *予約・料金とも不要
Talk:池上恵一 Keiichi Ikegami x 稲垣元則 Motonori Inagaki (美術作家 Artist)
■ Closing Live : Prayer (Solo Piano Improvisation)
2025年6月14日 (土) open 19:00 / start 19:30 -
charge : adv. 2,000円 / door. 2,500円 *予約制 / 定員30名
act : sara (.es) piano, perc.
■ Acces
株式会社ノマル Nomart,Inc.
〒536-0022 大阪市城東区永田3-5-22
tel. 06-6964-2323
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[作家コメント]
凝りとは何だろう。
幼いころ、私はよく体調を崩していた。
そんな私を、両親は食養法と思想で支えてくれた。
その経験を通じて、私は病気やストレス、そして「凝り」について考え続けてきた。
元気なときと、そうでないとき。
その違いは、身体の内側の圧力や呼吸のあり方にあるのかもしれない。
親族が旅立つ前、私はその変化を肌で感じた。
それ以来、指圧を通して手で感じたものを、再び手を使ってデッサンに落とし込み、
さらに彫塑へと展開させている。
「生きている」というより、「生かされている」。
生命の力と「凝り」は、いつもセットになっていて、日々あふれ出しているように思う。
私は、その働きをかたちにしたい。
今展「祈り」について
誰かに触れるとき、私は祈るような気持ちで手を動かしている。
ただ“凝り”をほぐすためではない。
私は生命の力とともに生まれるかたちをすくい出し、描くことができるー
それは、喜びと感謝を込めた、祈りでもある。
私という個人を超えた存在が息づくとき、祈りは芸術作品となる。
池上恵一 Keiichi Ikegami


HPより引用