本学芸術学部の大森正夫教授がアーティスティックディレクターを務める芸術祭「 神戸ビエンナーレ2013」が、10月1日に神戸市内の各地で開幕しました。
 神戸ビエンナーレは、今年で4回目を迎える伝統芸術から現代アートまで様々な芸術文化を発信する祭典。多彩なジャンルの芸術文化の展示やパフォーマンスが約2ヶ月にわたって神戸の街で展開されます。
 
 開幕前日の内覧会にて、会場の様子を見てきました。メインエリアとなるメリケンパーク・神戸港エリアは、JR・阪神の元町駅から歩いて約15分。

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 まずは、神戸ビエンナーレの代名詞「アートインコンテナ国際展」を見学。海運用コンテナが展示室になるとは、神戸港で開催される芸術祭ならではですね。ここではコンペティション形式により選ばれた国内・海外の多数のアーティスト達の作品が、各コンテナに展示されています。現代アート、生け花、陶芸、書道、から創作玩具やコミックイラストにいたるまで幅広いジャンルの作品が展示され、まさにアートで神戸港が彩られています。

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 また、展示企画の一つとして、今回初めて「大学作品展」が開催され、学生チームや学校単位でのグループ展示が行われております。本学からは芸術学部造形学科油画分野・山本ゼミが前期展示(10月1日~10月29日)に、短期大学部美術分野洋画領域が後期展示(11月2日~12月1日)に出展します。

 芸術学部造形学科油画分野 山本ゼミ出展「21グラムのゆくえ」
 コンテナ内部はこんな感じです。

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 広大なメリケンパーク内もアーティストの展示がいっぱい。
 「しつらいアート国際展」

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 数キロ離れた「兵庫県立美術館・ミュージアムロードエリア」にも無料シャトルバスで移動できます。兵庫県が生んだ偉大なアーティスト横尾忠則さんの展示が複数のミュージアムで見学できます。

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 上記以外にも、神戸港を周遊する遊覧船に乗って港を舞台にしたアートを鑑賞できたり、三宮・元町界隈で「まちなかアートギャラリー」「ペインティングアート展」なども開催されています。1日めいっぱいアートを満喫できる神戸ビエンナーレにぜひ足をお運びください!