11/12(木)本学にて観光デザイン領域「デザイン専門演習Ⅱ」(2年次生)の授業を京都大学文化観光研究会と合同で開催しました。

京都大学文化観光研究会は本年6月に京都大学文学部杉本俊彦名誉教授を会長として発足し、7/17(金)には第1回の研究成果発表会を京都大学清風荘で開催し、京都府下の観光関係者50名の参加のもと文化観光活性化の議論を行いました。

本学からは観光デザイン領域小畑博正教授もメンバーとして参加し、京都の様々な文化観光をテーマに研究を行っており、その後、7/31(金)には本学で観光デザイン領域基礎演習(1年次生)の授業と合同でも開催(アフターコロナの京都観光のあるべき姿として各自発表)し、今回7月に続き2度目の本学開催となりました。

現在の京都は、Go to トラベルキャンペーンがスタートしたものの、昨年までのオーバーツーリズムという課題から一転し、修学旅行生も含めて、入洛観光客をいかに回復させるかという難問に直面しています。ふりかえれば、祇園界隈でも人影がうすかった十数年前の京都で、観光活性化のための取り組みが官・学・民あげて本格的に始まりました。観光資源の発掘と広報、そして、街歩きのためのマップ制作などです。今年は、そうした取り組みの原点に立ち戻る機会となりました。

本学は観光ショートムービー「旅の星」および観光イラストマップ「Ambula map」の制作など具体的成果をもって取り組んでいます。
今回の2年次生の発表は京都の文化観光とはちょっと違って、現在鋭意取り組んでいる「新しい大阪のお土産開発」をテーマとした発表を行いました。
今後も観光デザイン領域としてこの研究会にも深くかかわり、研究を深めていきます。

デザイン学科観光デザイン領域が「アフターコロナの京都観光のあるべき姿」等をテーマにした授業を京都大学文化観光研究会と合同開催しました。:0