10月31日(木)、京都市立双ヶ丘中学校2年生の生徒33名が本学に見学に来られました。
まずは、桂川の景色を眺めていただきながら罧原キャンパス「有響館」へ。
ここでは、附属図書館を見学していただきました。飛び出す絵本や動植物の写真集、人物やイラストの描き方が書かれた技術書、本学卒業後に活躍されている作家さんの作品など、本学ならではの珍しい本を紹介しました。
生徒の皆さんは、地下の移動書架に興味津々。ここには、古い時代の貴重書などがあります。
雑誌やコミック、絵本コーナーも人気でした。本学が所蔵する図書は、雑誌を含め13万冊あります。
続いて、本部キャンパスにてワークショップを行いました。担当は芸術学部デザイン学科准教授の楠林拓先生です。
登場したのは、今後、さまざまな分野での活用が期待されている「3Dプリンター」です。
まずは、設計から製造までの過程について、実演を交えながらの説明です。
「CAD」というソフトを使いながら設計をしていきます。画面上で立体が出来上がってく様子に、思わず歓声が上りました。単純な形のものだけでなく、複雑な形のものも3Dプリンターで作ることができるそうです。
プリントをしている間、生徒の皆さんには「レゴ(LEGO)」を使ったワークショップをしていただきました。
配られる大量のレゴブロック。
このレゴブロックを使って、班ごとに「船」を作ります。
3Dプリンターのように、どんな形のものでも作れると思いきや…
実際に作ってみると、うまく組み合わせができなかったり、崩れてしまったり。意外と難しいようです。
完成した「船」の作品です。班ごとに個性が出ていて面白いですね。さまざまな制約とうまく向き合いながらものづくりをしていくこと、チームでものづくりをするときのコミュニケーションの大切さなど、短時間ではありましたが、生徒の皆さんには、ものづくりの現場の面白さを体験し学んでいただけたのではないでしょうか。
オープンキャンパスや学校見学、実技講習会など、大学を見学したり体験したりすることができる機会もいろいろありますので、今後もぜひ足を運んでいただければと思います。