嵯峨美術短期大学（～平成１２年）、京都嵯峨芸術大学・短期大学部（平成１３年～）の卒業生と現在大学で学んでいる学生、合計３６名が出品している“sagabees”展を見に行ってきました。

会場は、京阪交野線の「星ヶ丘」駅から徒歩３分。
住宅街の一角に、自然に囲まれたかわいい木造の校舎があります。
「星ヶ丘洋裁学校」の看板が出ていますが、校舎内は絵本に出てきそうな懐かしい空間です。

その一角にある「Sewing Gallery」で11月26日（水）から12月7日（日）まで開催されています。

ギャラリーのなかは、こんな感じで、バラエティ豊かな作品が展示されていました。

出品のメンバーは、年代も卒業分野も様々です。（http://sagabees.tumblr.com/member）

企画をされた「Sewing Gallery」の桂聖子さん（旧姓：近藤　1990年ﾋﾞｼﾞｭｱﾙﾃﾞｻﾞｲﾝ卒）と、東京でデザイナーをされている青山由佳さん（1992年ﾋﾞｼﾞｭｱﾙｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝﾃﾞｻﾞｲﾝⅡ卒）が、インターネットや色々な機会をとおして呼び掛けて集まったメンバーです。

展覧会のテーマは「星」です。

桂さんにお話を伺ったところ、仕事や家庭、子育てなどで忙しい方も多く、日ごろ制作活動から離れてしまっていた方で、今回10年ぶりに作品を出された方もいらっしゃったそうです。

そんな方々も、搬入日の展示作業では、学生時代に戻って懐かしい作業に没頭されていたとのこと。一生懸命制作をしていた学生時代は貴重な時間だったのだと思います。

会場には思い思いの作品にこめられた卒業生や在学生のパワーがあふれていました。

なかに真っ白なパネルが2枚展示されていたのですが。
これは桂さんの作品「atmosphere」で、会期中の会場の雰囲気や流れを、ライブペインティングで制作されていくそうで、初日に真っ白なパネルが、12月7日の最終日には、どんな作品になっていくのか楽しみです。

展覧会の会期は12月7日（日）までで、時間は12：00～18：00です。
※12/1（月）・2（火）休廊・最終日は17時まで

卒業生や在学生の方をはじめ、多くの方にみてもらいたい展覧会です。

※展覧会の紹介は
sagabeesのホームページ　http://sagabees.tumblr.com/
Sewing Gallery のホームページ　http://sewing-g.com/sg/

また、この期間、卒業生の方のグループ展はいろいろ開催されています。
詳しくは、大学のホームページなどに掲載しております。