10月16日(火)に、避難訓練が行われました。
今回は震度6弱の大規模地震発生と火災発生を想定した、総合訓練!
教職員はもちろん、学生のみなさんも一斉避難を行いました。
訓練開始と同時に校内一斉放送で地震発生のアナウンスが流れたら、
机の下などに入って、まずはその場で身の安全を確保します。
その後、職員は役割分担をして
それぞれ学生の避難誘導や校舎内の巡回、火災消火などにあたりました。
学生のみなさんは、教職員の誘導に従って
第一グラウンドとギャラリー棟前の芝生広場の2箇所に分かれて避難します。
人数を数え、全員が避難したことを確認して避難完了です。
右京消防署の方から訓練に対する講評をいただき
学生のみなさんの参加訓練はここで終了となりました。
・・・が、教職員はこのあと個別訓練を受けましたよ。
まずは消火栓の放水訓練。
消火栓の扉を開き、中に収納してあるホースを取り出して放水します。
廊下でよく見かける消火栓ですが、
実際に扉のなかを見たのははじめてでした。
赤いコーンを炎に見立てて放水!
私もやってみましたが、最初は水が出た反動で少し後ろに引っ張られるものの
女性でも耐えられる程度の力だと思います。
次は、消火器の取扱訓練。
本物の消火器には粉末の消火剤が入っていますが
今回は訓練用としてなかに水を入れた消火器を使用しました。
消火器1本あたり、大体20秒程度噴射できるそうですよ。
最後は、救助袋の使用訓練です。
B棟(遊意館)の5階に設置してある救助袋を使用して
5人の職員が実際に地上まで降りてみました。
降り口を横から見ると、こう。
そして、地上を見下ろすとこのようになります。
高い・・・。
ここから入ります。
垂直なので見た目は恐ろしいですが
袋の中はトルネード型になっていますので、くるくる回りながらゆっくり降りていきます。
個人差はありますが、5Fから地上に降りるまで大体30秒はかかっていたと思います。
ひじをぐっと横に張ると、途中で止まることもできるそうですよ。
下で待ち構えてくださっていた消防署の方の助けをお借りして、脱出完了!
いやはや、非常に良い体験になりました。
もちろん災害が起こらないことを願いますが、
1回の訓練でも経験しているのとしていないことの差は大きいなあとヒシヒシ感じました。
学生のみなさんも、ご協力ありがとうございました!